微笑みがえし (ノン・ポシェット)

著者 :
  • 祥伝社
3.12
  • (6)
  • (13)
  • (78)
  • (8)
  • (2)
本棚登録 : 265
レビュー : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396325251

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • こんな女の周りからはどんどん人がいなくなると思うけど…。これだけ3人ともから憎まれていながら10年以上続くなんてないでしょー。と思う。特に女同士は嫌だと思ったら一緒にはいられないのでは?

  • 北海道は小樽で、中学時代からの同級生女子4人。30歳を前に、彼女たちは、それぞれ道に進む。一見、仲の良い同級生に見える4人。しかし、4人の心中に渦巻くそれぞれに対する思い、妬み、ひがみ、恨みとは・・・。

  • 女性は本当にしたたかだ。グループと言う群れの中で全員が平均でなければならない。抜け駆けは許さない。頭が出るものあれば足を引っ張り、沈む者あれば引っ張り上げる。薄々気づいていたが、本当に怖い。

  • 北海道の中学時代からの親友四人。
    東京で女優として成功した阿季子、地元のアナウンサーのちなみ、東京の小さな劇団に所属する玲子、地元タウン誌の編集長の由記。
    阿季子が結婚して引退していた芸能界に復帰することが決まってから、阿季子に対する嫌がらせが始まった。
    悪意の宅配便、尾行して撮られた写真…
    その時の友人たちの対応は…
    阿季子の自由奔放、強気で遠慮のない態度には、ホトホト呆れる。
    一番友達になりたくないタイプ。
    それにしても、女性は怖い…

    2017.2.19

  • 図書館へ行っていないので読む本がなく、自宅の本棚から懐かしいものを1冊。
    仲良し女性4人組。卒業後も交流アリ。
    20代後半ともなるとそれぞれの人生を歩んでいる。
    「あたしがこうなるはずだったのに」、「友人には負けたくないわ」という思いが強く、友であってもうまく事が進んでいると対抗心が湧き上がってくる模様。うん、ま、そんな時期よね。
    強運な人は周りから妨害があったとしても、案外何事もなく生活しているのかもしれないなぁ。そんな運が欲しいけど……。
    しかし、怖い話だ。

  • 元アイドルの阿季子はプロデューサーと結婚し、一児をもうけ幸せに暮らしていた。ところが、テレビ復帰が決まった直後、無気味な嫌がらせが始まった。無言電話、尾行、そして悪意の贈り物……。誰が彼女を陥れようとしているのか。

    笑顔の裏に渦巻く悪意が恐ろしい。味方に見えた人が全員的であったり、敵同士もまたそれに気づいていなかったり……。結局のところ、信頼できるのは自分だけということか。それにしても、こんなに嫌な女となぜ友達関係を続けているのだろう。1人くらい縁を切っても良さそうなのに。

    これを読んで「女は怖い」とか「女の友情はこんなもの」とか思う人もいるかもしれないが、実際はこんなにドロドロした関係なんてそうそうないと思う。

  • こういう女性いそうでいないだろう。
    心で思っている人はたくさんいるんだろうな。

  • こういうヒトいそう( ̄ー ̄)

  • お話の冒頭はいきなりショッキングな場面から始まる。

    誰かが、プレゼント用の箱の中にハイドロカルチャーを入れ、その周りにカチャリカチャリとガラスをつめていく・・・。
    ぎっしり箱いっぱいにつまったガラス。
    その上からパッキングを散らし、きれいにラッピングした誰かへのプレゼントは完成する。
    このプレゼントが何を意味するのかは明白。
    受け取った人を傷つける目的のこのプレゼントを作った人は誰なのか?

    そんな風に興味をひいておいて、いきなりお話の場面は変わる。
    元アイドルの開いたパーティー。
    そこに招かれた三人の同級生。
    もしかしてこの中に犯人が・・・?
    と続きを読みたくなるように書かれている。

    読み終わっての個人的な感想としてはちょっと幼稚なストーリーだということ。
    これが10代、20代に読んだのなら充分に引き込まれて読んでいたと思うけど・・・。

    自分のことしか考えない人。
    人のことばかり考える人。
    どちらが強いと言えば圧倒的に前者。

    自分のことしか考えない人間は常に前を向いている。
    人から憎まれようがどうしようがおかまいなしに自分の道を進んでいく。
    その早さに人のことばかりを考える人間はおいつけない。
    そんな事を思った。
    それにしてもタイトルの微笑みがえしは皮肉。

  • それぞれの道を歩む、幼馴染の女4人組。
    彼女たちの胸中には、複雑な思いがあった。
    笑顔の陰にある、悪意。
    女性の怖さが、ひしひしと伝わる物語。
    こういう女性たちは、いる。
    後味はよくないが、そのリアルな怖さがうまい。
    http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-ea0d.html

全23件中 1 - 10件を表示

プロフィール

1960年東京生まれ。'88年『幸福な朝食』が第1回日本推理サスペンス大賞優秀作となる。'96年『凍える牙』で第115回直木賞、2011年『地のはてから』で第6回中央公論文芸賞、2016年『水曜日の凱歌』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。主な著書に、『ライン』『鍵』『鎖』『不発弾』『火のみち』『風の墓碑銘(エピタフ)』『ウツボカズラの夢』『ミャンマー 失われるアジアのふるさと』『犯意』『ニサッタ、ニサッタ』『自白 刑事・土門功太朗』『すれ違う背中を』『禁猟区』『旅の闇にとける』『いちばん長い夜に』『新訳 にっぽん昔話』『それは秘密の』など多数。訪台をめぐる随筆の近著に『美麗島紀行』がある。

微笑みがえし (ノン・ポシェット)のその他の作品

乃南アサの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

微笑みがえし (ノン・ポシェット)を本棚に登録しているひと

ツイートする