バビロン空中庭園の殺人: 古代文明ミステリーファイル (ノン・ポシェット こ 11-1)
- 祥伝社 (1997年4月1日発売)
本棚登録 : 29人
感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396325664
感想・レビュー・書評
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2000年のときを隔てて、繰り返される「空中庭園」での人間消失の謎、という惹句に比して、トリックが弱いと言われたら、やっぱりそうかなあ。現代編の方はそれがオッケーならもっとスマートに処理できるだろうし、バビロニア編の方はそもそも人間消失のトリックじゃないよね、これ。エンターテインメントとしてはキャラが弱いのもアレですが、筋の運びが強引。無理のある設定なので、どうにもしょうがないところがあるのは解るんですが。
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提示された謎には吸引力があり、プロットも悪くないが、出来上がった小説は今一つ物足りない。説明は蛇足気味、筋立て・構成も上手くない。特に探偵役はキャラクターがぼやけている印象でどうもスッキリしない。明かされた二つの真相も一番ありそうなことで特に驚きもなし。もう少し良いものになりそうな素材だと思えるだけに少し残念。 -
2007/05/31 Amazonにて購入。6/30〜7/1。バビロンの空中庭園に絡ませた人間消失トリック2つを扱う。探偵 星野君江シリーズらしいが、いまいちインパクトにかける。
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