- 本 ・本 (440ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396325756
感想・レビュー・書評
-
おもしろすぎ!
日本史と昔話が融合するとこうなります。
読み始めたら、止まらない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
古事記や日本の神話好きな人はハマるだろうなぁ。
古事記や神話独特の読み方がなかなか覚えられなくて読み返したりで読むのに時間が…。(@_@;) -
1、2巻は現在の日本が舞台で3、4巻は異国の地で現在ではない舞台の設定で、歴史研究家九鬼虹人とその仲間たちの竜をめぐるなぞ解き冒険小説という感じである。
日本の神話や伝説や古代の神様が次々登場し、古事記や日本書紀をもとに歴史の地を訪れ、さらに外国まで旅をし、異国の神々の神話と結び付けて謎をといていく…歴史あり、SFあり、戦闘あり、オカルトありと満載である。
突飛な発想と笑って済ませればそれまでだが、高橋ワールドにぐんぐん引きこまれていく。
人物のキャラクターもそれぞれ惹かれる部分があり、戦う場面も見事だし、エンターテイメント要素が楽しめた。
まだまだ世界の歴史には謎が多いことを改めて感じた。 -
父から薦められても、トンデモSFだと敬遠してたけど、読んでみたら面白かった。龍とは何か、西洋と東洋で善悪のイメージが入れ替わるのは何故か、という部分が「おおーなるほどね」と思わされた。鹿角が好きだったので、ラストは「うそー!」と泣きそうに…。
-
高橋先生の作品の中で1番好きです。壮大なスケールにあっという結末…!
-
龍とは何か?なぜ西洋では悪魔、東洋では聖なる存在なのか?古代文化の栄えた津軽十三湊、ピラミッド説のある長野皆神山、『古事記』に記された諏訪、出雲の龍神伝説…。各地に遺る龍の痕跡を辿っていたTVディレクター九鬼虹人に、意外にも世界的規模を誇る組織が妨害してきた。なぜ?世界秩序をも震撼させる龍、そして文明の謎に挑む大河巨編第一弾。
著者プロフィール
高橋克彦の作品





