完本妖星伝 2 神道の巻・黄道の巻 (ノン・ポシェット は 1-19)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (818ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396326517

感想・レビュー・書評

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  •  分厚い完本版第2巻。#日本SF読者クラブ 補陀洛人である外道皇帝は、己の血を長い時間人間に潜ませ、その子孫として再生する。まるで横山光輝のバビル2世かヨミのようだ。宇宙人は皆同じようなことを考えるのか。砂の嵐こそないものの、「隠された黄金城」が登場する。そして外道皇帝キラーであるはずの天道尼が鬼道衆のXXX攻撃で…。

  • 天道尼という新キャラ登場。
    鬼道衆を滅ぼさんと無敵ゾーンに突入。
    どうなるの?これ。

  • 妖星伝3、4を2in1。

    テーマは今時の言葉でいうと「生命の進化」、「生物多様性」。
    鬼道衆のストロングポイントは「情報の収集力」、「情報の伝達スピード」。ネットや携帯の普及前の小説です。

    三保の松原の羽衣伝説が出てきて、ちょっとほっこり。

  • この、話の展開!
    まさに大風呂敷!
    生命、生きるって事、進化などなど、色んなことが詰まってます。

  • 半村良の伝記に外れなしその2巻

  • シリーズ全て読むのは結構体力要ります。時代小説っぽいけど、エロあり、SFあり、忍者ものっぽい宗教小説か?とジャンルはごっちゃです。高校の図書室にあったので思わず読んだけど、良くこんな青少年に悪そうな本置いてあったなあ、と思い出しました。

  • これはすごい!!の一言に尽きますね。世界観がすごすぎる。ものすごく素敵です。

  • ついに黄金の城を発見。だがそれはこの世では無かった。陋(ろう)と言われていて極界経に「時」とは何かを示す教えの一部とされている。 アインシュタインじゃないと わからないかも(笑)
     補陀洛人は地球のことを「ナラカ」(奈落)と呼ぶらしい。この世は地獄であったとは、、
     

  • 伝奇小説の傑作中の傑作。すっごく分厚い文庫第二巻

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著者プロフィール

1933年東京都生まれ。都立高校卒業後、紙問屋の店員、板前見習、バーテンダーなど様々な職業を経験した後、広告代理店に勤務。62年「SFマガジン」第2回SFコンテストに「収穫」が入選。71年初の単行本『およね平吉時穴道行』刊行。73年『産霊山秘録』で泉鏡花文学賞、75年「雨やどり」で直木賞、88年『岬一郎の抵抗』で日本SF大賞受賞。『石の血脈』『戦国自衛隊』『妖星伝』など著書多数。2002年逝去。

「2023年 『半村良“21世紀”セレクション1 不可触領域/軍靴の響き 【陰謀と政治】編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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