さむけ (ノン・ポシェット)

  • 祥伝社 (1999年4月1日発売)
3.17
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  • 本棚登録 :165
  • レビュー :19
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396326838

さむけ (ノン・ポシェット)の感想・レビュー・書評

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  • とにかく後味が悪い気味の悪い話のオンパレード

    ミステリーの名手のアンソロジーなので、ハズレ作品はない。

    特に、自分の欲望を叶えるために、自分の娘すら犠牲にしようとする父親の話「天使の指」は思い出すだけで鳥肌が立つほど恐ろしかった

    「犬の糞」はもっと身近で現実にありそうな話でぞっとした。

    夏に隙間時間に読むのが良さそうな一冊

  • 後味の悪い作品が多く読者を選ぶ気がした。個人的には「天使の指」と「犬の糞」が好み。ことに、「犬の糞」はどこにでも、また現在でもありそうな話で、それこそ恐怖を感じた。

  • 2017年、44冊目は、隙間読書用に買ったが、最近、ジャンルや作家が凝り固まってるので、レギュラー読みしたホラーアンソロジー。9作家、9編収録。今回は、一言コメントを添えて紹介。

    高橋克彦『さむけ』ハードボイルド&サスペンス風。そして、一般の方々が考えるホラー的、いわゆるベタなオチ。

    京極夏彦『厭な子供』さすが京極。短編ながら、大オチで摩り硝子に爪立ててきた。(←当然、比喩です)

    倉阪鬼一郎『天使の指』地域コミューンでの邪教&スプラッターもの(❔)。

    多島斗志之『犬の糞』さらに狭いコミューンでの不条理もの(❔)。

    井上雅彦『火蜥蜴』ダーク、いや、ブラック・ファンタジー的感覚。

    新津きよみ『頼まれた男』二時間ドラマ的、男と女の、比較的ベタなサスペンス。ホラー要素は薄い。

    山田宗樹『蟷螂の気持ち』タイトルが語っちゃってます。主人公男女の心理差は納得。

    釣巻礼公『井戸の中』旧家の因習にまつわるもの。小菅家では、「倍返し」ですか……。すると、ラストに見たモノは……。

    夢枕獏『もののけ街』不条理ものと思いきや……。自分は夢オチorダーク・ファンタジーと捉えるかな(❔)。

    個人的に、「ハズレ」はないが、「大当り」もない。良く言うと、ヴァラエティーに富んだ、悪く言うと、読者を選ぶ振り幅。という感想。お気に入りは、オチの京極。空気感の倉阪ってトコ。

  • 猛暑の時に衝動買い。ホラーとあるけどホラーというより「気持ち悪くて受け入れられない」という作品もあり。好みなんでしょうけど。私は京極さんの「厭な子供」がそうだ った。面白いと思ったのは「天使の指」「犬の糞」「蟷螂の気持ち」「もののけ街」。その中で「蟷螂の気持ち」はメスの蟷螂のように生きようとする女が不気味で印象に残った。

  • ホラー小説のアンソロジーだが、当然のことながら作者によって趣が異なる。中でも特筆すべきは、倉阪鬼一郎の手による「天使の指」だ。

    もうこの一作品だけでも読んでほしい。
    ネタバレになるから深く書けないが、自分の夢や願望を叶えてもらうために、とある神社を訪れる主人公の話だ。
    この作品の前では他の作品が霞んで見えてしまうくらいだ。

    他にも二、三作品よかったものもある。
    だが、タイトルにある「さむけ」を感じさせる作品はその程度で、総じて怖くないし、「これってホラー?」と疑ってしまう作品もある。

    有隣堂限定という帯に引かれ、買ったのだが、今やどこの書店でも置いてある。何なんだよ……

  • 犬の糞
    蟷螂の気持ち
    は読み終わってスッキリ

    他は面白いんだけど、惹き込まれるんだけど、
    オチが意味不明

    つまらない話は一つもなかったので結構満足

  • 2017.7.25読了 89冊目

  • 5つの寒気のする短編集

    …ということになっているけど、
    ただグロさが際立ちすぎて、グロさからの気持ち悪さしかない話や、

    終わり方が訳の分からないものや…

    私には合いませんでした。

  • 後味が悪いと言うより、オチの意味不明さが気になった。
    犬の糞、頼まれた男、蟷螂の気持ち辺りは現実にもあり得そうな話だった。
    17/7/22

  • 病院の嫌~な長い待ち時間を潰すのに用意するのが短編集。
    嫌~な嫌~な時間を過ごせましたです。(-_-;)

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