• Amazon.co.jp ・本 (346ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396327453

感想・レビュー・書評

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  • これもこれで面白かったですねぇ…! 見たことのない作家さんばかりの作品集でしてまあ、山村美紗さんとかはお名前は存じていましたけれども、作品に触れるのはこれが初めてでして…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    このアンソロジーは2000年に出版されたものでして、結構発刊から時間が経っておられますけれども、この頃のアンソロジーは作家さんも僕よりかなり年上な世代の方が多くて…この時代の作家さんのが面白いものを書くなぁ…!という印象ですね。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    今のミステリは登場人物がラノベというか、アニメキャラっぽくてついていけません…ので昔の作品をチョイスしてみたところ、これがなかなか面白くて…リアリティがあるんですなぁ…!

    これからもまだ読んでいない、過去に埋没されたと思しきミステリ作品を読んでいこう…! という気にさせられたアンソロジーでした。おしまい…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 超有名ミステリ作家たち9人が、それぞれ特色ある物語を見せてくれる。

    『黒苗』
    懐かしの駅伝言板が本作の重要な鍵。
    駅の伝言板に、毎日一言ずつ書かれた言葉に男は恐れおののく。
    なぜなら彼は自らの手で女子大生を殺し、金を奪い、欲望を放ったからだ。
    誰かが彼の所業を知っている。
    そしてその誰かは必ず、彼の元にやってくる。
    男を追い詰めていく見えない影と妖しく艶めくナスの苗。
    ナスが決め手になるとはなんとも変わった趣向だが、それゆえに妙に艶かしい。

    『攫われた奴』
    男は一人の少年を助けた。
    その少年は他の少年たちによっていじめられていたのだ。
    そんな善行をしたのに、勘違いから男は「人さらい」となり、金をせしめることを思いつく。
    禍福は糾える縄の如し、不幸も幸福も表裏一体。
    うまく行かなそうなことがうまくいき、その逆もまた真なり。
    滑稽ささえ漂う結末なのに、なぜか胸が痛くなる。

    本書に収められた物語の多くが90年代に初出。
    そのため、今読むと、少々古めかしく感じる箇所も少なくない。
    しかし上記で挙げた2編はそんな古めかしさが物語の面白さを作っていて面白いと感じたものである。
    是非、これだけでもご一読あれ。

  • 9人によるアンソロジー。
    知っているのは、2人だけ。

    しかも知っている内、読んだ事があるのは1人だけ。
    さらに読んだ事がある話…という事で
    誰か好みの人はいるかな? でした。

    西村さんは十津川警部なので、乗り物アリバイ? と思ったのですが
    さすがに違いました…短編ですから、出すのは無理があります。
    とはいえ、きちんと(?)出てきていました、自転車w
    何だかこう…子供が必死で隠し事をしていたのに
    最初よりもさらに大事になってばれました、状態。
    自業自得とはこの事です、というのが
    すごく良く分かる状態でした。

    後味が悪いのが3作品。
    まぁこれも、身から出たさび、という感じで
    最初の話に通じるものがありました。
    違うのは、最初のは犯人ですが、残りは主人公、という
    さらにどうしようもない状態。

    それほど満足だった、というものは最初の話くらいでしょうか?
    残りは…キャサリンはいつもの如く、ですから
    除いた4作、後味が、というよりは微妙な感じでした。

  • (収録作品)遠い約束(小杉健治)/背信の空路(津村秀介)/愛の時効(五十嵐均)/黒苗(鳥羽亮)/攫われた奴(日下圭介)/裂けた脅迫(中津文彦)/京都・十二単衣殺人事件(山村美紗)/右岸の林(梓林太郎)/琵琶湖周遊殺人事件(西村京太郎)

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著者プロフィール

西村京太郎

1930年東京生まれ。63年オール讀物推理小説新人賞「歪んだ朝」で推理作家としてデビュー。65年『天使の傷痕』で第11回江戸川乱歩賞を受賞。81年『終着駅殺人事件』で第34回日本推理作家協会賞を、2004年にはミステリー界における多大な功績が評価され第8回日本ミステリー文学大賞を、10年には第45回長谷川伸賞を受賞する。01年10月、神奈川県湯河原に「西村京太郎記念館」を開設した。

「2020年 『十津川警部書き下ろし(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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