種の終焉 (ノン・ポシェット き 12-1)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 13
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (685ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396327798

感想・レビュー・書評

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  • 最初難しすぎてもう読むのやめようと思ったけど、職業柄気になることが内容に織り込まれてたので読んでいくにつれてどんどん引き込まれていった。

    登場人物がとっても多く、時間・場所・人間関係など全てにおいて読み応え抜群なサスペンスだった。

    星4.5が本当の評価だが、少し欠ける部分をあげるとすれば個人的に気になった点として朝倉と今日子が最後どうなったか知りたかった...
    まだまだサスペンスは読みなれてないが由かもしれないが...

  •  後、数十年で100億人に迫ろうとする地球の人口抑制のため、仕掛けれらた陰謀とは…環境ホルモンに汚染された食物をしらずに口にすることで確実に日本の人口減少は拍車がかかる。民族を滅ぼすには核爆弾はいらない、焼け野原を手にしてもメリットが無いことに彼らはきづく。人口爆発が起こることで確実にヨーロッパの飢餓も迫る、白人社会の甚大な影響を止めるため、かれらはエイズ菌はばら撒いた。人種別死亡人数の9割以上が黒人、黄色人種系とある。この陰謀はさらなる凶悪な細菌をばらまくことで完結すのか・・・結末は読んでのおたのしみ

  • 2008/1/28 Amazonにて購入
    2008/7/3~7/9
    北上氏の本は初めてでしたが、いやあ、良かったっす。平成9年の作品だが、現在の世界状況をまさに描いている上質のサスペンス。人口増加に苦しむ地球に対して、人口減少を狙った国際的な大謀略が実行される。日本の少子化も実はその謀略のせいであった!!
    その謀略を阻止せんと一人敢然と挑む朝倉研吾。果たして朝倉は陰謀を止めることができるのか?
     サブキャラも魅力的で現在の文庫本に比べて小さい字でみっちりと680ページ余り。読み応えのある作品であった。続編ともいえる「種の復活」があるので、それを読むのが楽しみである。

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著者プロフィール

1950年岩手県生まれ。ミステリー短編「現場痕」でデビュー。第三回北東文芸賞受賞。著書に『種の終焉 The Killer Virus 殺人菌』『クラッシュ・ゲーム』『種の復活』『戒厳令1999』『種の起源 The Origin of Species』『闇の殺戮者』『呪葬』『白兵』『火炎都市』『現場痕』『鬼哭青山遥かなり』『吸血蟲』『死霊列車』『異郷の夏』など。

「2018年 『謀略軌道 新幹線最終指令』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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