大江山幻鬼行 (祥伝社文庫 か 17-1)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 54
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396328054

感想・レビュー・書評

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  • 「大江山花伝」を読んでから、大江山には興味がある。たまたま図書館で目に付いたので借りる事にした。
    作者が鬼をテーマにした小説を書いて欲しいと言われ、大江山に取材に行く話。鬼を巡り様々な要素が絡み合い非常に興味深く読んだ。フィクションなのかノンフィクションなのか分からない辺りがまた面白かった。
    鬼は悪いものと世間では思われているが、一体いつからそうなったのか。鬼贔屓の目線から見た解釈は妙に納得できた。平和に暮らしていたかもしれない鬼も異形というだけで急に襲って来た武将達に困惑したに違いない。世の中の敗者はいつも悪者にされる…。
    大江山には一度訪れてみたいと以前より思っていたが、ますます行きたくなってしまった。

    • taaaさん
      まっき~♪さん☆

      コメントありがとうございます(*^^*)

      私、実は初加門さんだったんです~
      図書館にないとは人気なんですね(...
      まっき~♪さん☆

      コメントありがとうございます(*^^*)

      私、実は初加門さんだったんです~
      図書館にないとは人気なんですね(^-^)
      読みやすくて内容も面白く、
      捉え方が斬新でとても気に入っちゃいました。

      私は石田三成が大好きなんですが、
      正義に生き、様々な業績を残したにも関わらず
      関ヶ原で負けたばかりに無碍な扱いをされ、
      悪者のように伝えられてるのが悲しくて(T_T)
      実はやはり鬼たちも悪者ではなかったのかもなぁ…
      とこの本を読んでしみじみ思ったのです。
      機会があれば是非読んでみてください(〃'▽'〃)


      そして!素敵なご報告!ありがとうございます(*^^*)
      弱ペダ!!買っちゃいましたかぁ(*´▽`*)
      インターハイに入るとグンとスピードUPし、
      もう止まりませんよ~( ´艸`)
      私も今から読み返そうと思います♡
      2014/01/25
  • 鬼好きには堪らない一冊ですね。この本を読んで、大江山に行ってみたくなりました。

著者プロフィール

加門七海
<プロフィール>
東京都生まれ。美術館学芸員を経て、1992年『人丸調伏令』でデビュー。伝奇小説・ホラー小説を執筆するかたわら、オカルト・風水・民俗学などへの造詣を生かしたノンフィクションも発表。自身の心霊体験をもとにした怪談実話でも人気を博す。小説に『203号室』『祝山』など、ノンフィクション・エッセイに『大江戸魔方陣』『お咒い日和』『墨東地霊散歩』『加門七海の鬼神伝説』など、怪談実話に『怪談徒然草』『怪のはなし』など多数。

「2023年 『神を創った男 大江匡房』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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