ナイフが町に降ってくる (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 166
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396330323

感想・レビュー・書評

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  •  何か疑問を抱くと時間が停止するという謎の体質を持った末さんと、それに巻き込まれて、時間が停止した世界に迷い込んだ女子高生の真奈ちゃん。
     目の前にはナイフが刺さった死体があるし、行く先々でナイフに刺された人たちがいて、それがどうもみんな同じ時間、0.01秒の狂いもなく同じ時間に刺されている、という展開。
     謎を解かない限り、というか、末さんがこの謎の答えを納得しない限り、時間が止まったままという状態で、謎解きを進めていきます。

     SFチックな展開で、どういうオチを持って来るのかと思ったけれど、そこそこ正解に辿り着いた。
     私でも感付くぐらいなので、結構簡単なミステリだったんでしょうか。

     ていうか、それよりも、真奈ちゃんの性格が気持ち悪すぎて、めっちゃしんどかった。
     ストーカーも気持ち悪いけど、とにかく性格が気持ち悪い!
     ここまでの性格にしなきゃいけなかったのかしら。
     気持ち悪いうえに、最悪な性格だった。
     彼女ひとりで女子高生全体の印象を相当悪くさせたよね。

     あと、「停年」てわざわざ一般的でないほうの表記をしていたのは、わざとなんでしょうかね。
     そこですごい深読みした。

  • 2018年1月21日読了。
    2018年31冊目。

  • 謎に突き当たると周囲の時間を止めてしまう特殊能力を持つ統一郎。道端で突然倒れかかってきた人物の疑問をもち時間が止まる。

    巻き込まれた真奈と謎を解くことになるが、次々とナイフが付きたてられた人が見つかっていく。
    状況から犯行は自然と限定されてしまうが、西澤先生ならではで飽きさせない。

  • いかにも西澤さんらしいSFミステリ。

  • コメディチックなSFミステリー。
    有り得ない設定だと、犯人・犯行手段・動機などを推理するのが刺激的で楽しいですね。

    以下ネタバレ。
    被害者に刺さっていたナイフに血痕が付着していないという条件から、犯人と犯行手段の予想ができました。

  • 長々と読んできて、
    え?結局そんな終わり方なの?
    って感じだった(´ ` )

  • 時間停止+事件という、『7回死んだ男』を彷彿とさせるテーマ。展開に引き込まれ、あっという間に読んだ。面白かったが、真相は反則ギリギリのところ!くそー、騙された!

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    「謎が解けなければ時間は永遠に止まったままだ」何かに疑問を抱くと時が停止するという奇癖を持つ青年末統一郎の言葉に、女子高生真奈は逆上した。二人以外のすべての人間、物体は静止状態。そして謎とは、眼前でナイフを腹に突き立てて固まっている男。誰が、いつ犯行を?だが真相を探る二人は、町中でナイフの犠牲者を次々に発見。ナイフの雨が町を襲った?迷宮に陥ちた二人。はたして“時間牢”から脱出できるか…。前代未聞の設定で読者を翻弄する新本格推理の書下ろし傑作。

  • 面白かった!時間が止まっている間に、というのはすぐ考えたけど、真犯人(?)は意外でした。
    面白い終わり方です。

  • 悩みにぶつかると時間を止めてしまうという癖をもつ青年と,巻き込まれた女子高生が町内で連続して起こったナイフに刺される事件を解き明かす。
    時間を止めるなどというのは,西澤ミステリでは癖や体質で済まされてしまう程度の微々たる現象だが,それでもきっちりとルールがある。
    サクッと読めるけど,300ページもかけてやるほどのことではないかなと思う。

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プロフィール

1960年高知県生まれ。米エカード大学創作法専修卒業後、高知大学助手などを経て執筆活動に入る。『聯殺』が第1回鮎川哲也賞の最終候補となり、’95年『解体諸因』でデビュー。近著に、『回想のぬいぐるみ警部』『悪魔を憐れむ』『探偵が腕貫を外すとき』など。

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