- Amazon.co.jp ・本 (146ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396330491
感想・レビュー・書評
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ストーリーは短くすぐに読み終えた。
ホラーな雰囲気のミステリー。
ラストは無理矢理感あったけれど面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短くてサクッと読める。
結構ありきたりな感じではあるが、犯人の心情を描いていて犯人の気持ちになって読めるため、緊迫感を持って読んだ。
ミステリーとしては、結末にはあまり納得がいかなかった。 -
プロローグの蜃気楼の話がとても幻想的で魅力を感じました。
蜃気楼に手を振って5歳という若さで死んでしまったかわいそうな3つ子の長男浩和。残された兄弟の25年後の話…。
満彦は、三千万円という大金を目の前にし次男史彰を殺してしまう。完全犯罪を確信したが、殺したはずの史彰の姿が見えるようになり…。
3千万はどうなるのか?史彰の死体は見つかるのか?史彰の姿をした男の正体は!? -
久しぶりに有栖川さんの倒叙を読んだ気がします。大ファンなのでとても読みやすく感じましたが、犯人が追い詰められる方法は反則ではないでしょうがあまり好きなタイプではないです。ホラーっぽい部分もあるので蜃気楼の扱いもラストになにかガツンと来るものを期待してしまっていました。好みの作家さんゆえ期待値が大きすぎて辛口になってしまいましたがやっぱり有栖川さんの文章もこの独特な幻想的な雰囲気も大好きです。シリーズ通してでは夏が一番好みですが、秋の変化球も捨てがたいです。
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2015年9月9日読了。
2015年129冊目。 -
薄い本の割りに、内容は濃く読みでがあった。4つ子は若干突飛だったけど面白かった。
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全てに説明をつけるために合理的にした結果非合理的になっている皮肉な作品。まほろ市シリーズはこれで全部読んだけど正直シリーズにした意味がいまいちわかりませんでした。ただ同じ名前の市が舞台なだけで4つの事件に関わりがなかったのは残念です。
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「真幌はどうかしている」冬になると、真幌の海に蜃気楼が現われる。満彦は五歳の頃、美しかった母に連れられて初めて兄弟たちとそれを見た。蜃気楼に手を振ったら幻の町に連れて行かれる。だから手を振ってはいけない、と母に言われた。直後、こっそり手を振った長兄が事故死し、二十五年後の今、三千万円という金が残された兄弟の運命を翻弄する!
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さすがアリスさんですね。
グイグイ読めました。