勿忘草―Forget me not (祥伝社文庫―恋愛ホラー・アンソロジー)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 28
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396330828

感想・レビュー・書評

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  • 八人の女性作家が織りなす「人を愛すること」の激情と狂気の物語。
    『恋愛ホラー・アンソロジー』と銘打っているだけあり、どのお話もほんのり不穏な
    空気が漂う内容となっています。
    すでに狂っている女、悪魔的な誘惑に負けた女…ミステリアスさに惹きつけられる、怖い女のオンパレード。
    全体的にレベルが高く、アンソロジー作品としては秀逸な一冊かと思います。
    個人的に惜しく感じたのは既読作品がいくつか収録されていたこと。他のアンソロジーで読んだのかしらん。

  • 恋愛ホラー、女は怖い~www

  • 「シンデレラのお城」加納朋子 (『モノレールねこ』に収録)

  • イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/5202512.html)
    (収録作品)暗い夢(田中雅美)/シンデレラのお城(加納朋子)/針(永井するみ)/夜の客(図子慧)/犬恋(加門七海)/托卵(島村洋子)/よく迷う道(岩井志麻子)/人形草(森奈津子)

  • 恋愛ホラー・アンソロジー。同社のシリーズとしては「鬼瑠璃草」「邪香草」に先立つ第1弾。
    別れた不倫相手の子供を代理出産することになった女の思い「托卵」、次々と送られてくる、夫が昔つきあっていた女性の写真「暗い夢」、深夜3時にコンビニに現れ、清涼飲料水と文房具を買っていく謎の美少女「夜の客」など9編を収録。

  • 8人の作家さんがそれぞれ「人を愛する事」をテーマに綴った短編集。でもホラー。怖いです。
    それぞれの個性が色濃く出てて面白かったと思います。まぁあまり知ってる人いないのですが(笑)
    『托卵(島村洋子)』は代理母の話なのですが、これを読んだ次の日に、丁度向井さんの話題をニュースで見たので「タイムリーだなぁ」と思ったのを覚えています。。

  • 恋愛ホラーアンソロジー。やっぱり「恋愛」は「ホラー」と相性がいいみたいね(笑)。
    加納朋子「シンデレラのお城」は、さほど怖くはないのだけれど不思議な雰囲気のホラー、というかファンタジー。けっこうこういう「恋愛」も「狂気」だよねえ、と思えるわりには、ふんわりとしてやさしい感じ。さすが。
    凄まじさという点では島村洋子「托卵」と加門七海「犬恋」。完全にどろどろな女の情念の怖さ。

  • 図子慧、加門七海、加納朋子ら計8名の恋愛ホラーアンソロジー。ピンキリ(笑)。誰の、とは言わないが「残りページの都合上、只今関係者各位が大急ぎで心情激白中」ていう感じの描写には参りました。あれ以外はどれもそこそこゾッとしたり面白かったりで良かったと思う。

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著者プロフィール

1964年、岡山県生まれ。99年に「ぼっけえ、きょうてえ」で日本ホラー小説大賞を受賞。また、同作を収録した短編集により山本周五郎賞も射止める。他に『岡山女』『魔羅節』『チャイ・コイ』(婦人公論文芸賞)、『自由恋愛』(島清恋愛文学賞)など著書多数。

「2018年 『現代百物語 終焉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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