奇策―北の関ケ原・福島城松川の合戦 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 59
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396331184

感想・レビュー・書評

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  • 天下の覇を狙う伊達政宗と上杉の老将・本庄繁長の駆け引きが面白かった。

  • 本庄繁長カッコいい! ジジイ素敵!

  • 上杉家の武将、本庄繁長が主人公の小説です。上杉家を裏切ったこともあり、あまり評判は良くないかもしれませんが、上杉家屈指の猛将として活躍したのも事実。この小説では若い頃ではく、晩年の関ヶ原の戦いが舞台ですが、これがまた面白い。関ヶ原の局地戦ということも興味深いですが、あの伊達政宗にいかにして立ち向かったか。有名でない武将の小説は展開を先読みしにくく、楽しいですね。

    読了日 2009年7月

  • かっこいいおじいちゃんが好きな私はとても楽しめました。
    繁長が誰も信じていないので、こちらもいったい繁長が何を考えているのかわからずハラハラします。
    あせったりビビったり突っ込みすぎて敵と出くわすも総大将だから堂々と名乗るわけにはいかずモゴモゴしてたり、と伊達政宗にはほとんどいい所がありませんが、逆になんだか親しみがわきました。
    松尾芭蕉のあの句につながるラストが、さわやかで好きです。

  • 上杉家に属し、以前には謙信に反旗を翻したこともあるつわもの本庄繁長と伊達政宗との戦いの話。繁長が城主と知って恐れる政宗、そりゃ健康法レベルじゃないよと突っ込みたくなるほどタバコを飲み続ける政宗、翻弄される黒脛巾組、なんか政宗を尻に敷いている気がする小十郎親子、上杉となぜ手を結ばなかったのかと振り返る政宗…と伊達家というかほぼ政宗には余り良いところはなかったですが、本庄さん家もまた一筋縄ではいかなくて、裏切り者が居るんじゃないかという話になって、それがまたどんどん真実味を帯びていって…と終始目が離せない展開でした。

  • けっこうマイナーな武将、本庄繁長と伊達政宗との戦いを描いた作品。小説的にはいまいち盛り上がりきれないが、こんなマイナーな戦いに焦点をあてたことは面白い。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『味見方同心』『わるじい秘剣帖』『姫は、三十一』『大名やくざ』『占い同心 鬼堂民斎』などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帳』シリーズで第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。本作は著者渾身の現代ミステリーシリーズ第1弾!

「2018年 『昭和探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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