新選組〈上〉 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 45
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (566ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396331337

感想・レビュー・書評

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  • 二階の志士たちが総立ちになる気配がした。近藤につづいて永倉、沖田らが階段を駆け上がった。新選組五人対二十人、その名を世に轟かせた池田屋騒動の始まりであった。江戸・試衛館に集った名もなき男たちが、幕末の動乱に自ら飛び込み最強の刺客集団が誕生する。近藤勇、土方歳三らの少年時代から血塗られた絶頂期を描く森村版「人間」新選組である。

  • [2013.02.16]

  • 今回の一冊は、「新選組〈上〉 (祥伝社文庫)
    森村 誠一著を紹介します。

    新選組が好きなら読んでおいて損はしないと思います。
    歴史的事実については細く書かれており、幕末の歴史を知るには最高だと思います。
    新選組の複雑な人間模様やこの時代に生きた人々がその時々の時代背景とともに、どのように考え、行動していたのかわかり、いろんな発見があり面白く読めました。

    新選組が美化されてないのでどの隊士ファンでも読める一冊です。

  • 面白い。力作。

  • 根暗で変態な相馬が堪能できます。
    とにかく相馬が暗い。なんか、ボソボソ話していそう。
    この話の相馬は新選組を仇として壊滅を目論み、幹部隊士を抹殺しようと考えております。土方を追うのも殺意があってのことなんですが、
    野村の存在が相馬の心を懐柔させていき、その意志が失われかけて葛藤するのですが、親友・野村の死をきっかけに土方への恨みをさらに強く深いものにします。
    竹を割ったような性格の野村が、なんだか愛嬌があって可愛いです。
    対照的に、相馬はじめじめしたキノコみたいなヤツでした。 
    相馬のことばっかり感想で書いてますが、物語は近藤局長の勝太時代から始まり、斎藤一ちゃんの最期までというタイトルの通り、新選組を網羅してます。
    サスペンス好きな私は元々、森村氏の作品が好きだったので、この本はもう、ど真ん中のストライクで面白かったです!!
    で、やっぱり相馬の扱いに爆笑でした☆ 

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著者プロフィール

一九三三年、埼玉県熊谷市に生まれる。五八年、青山学院大学英米文学科卒業。ホテル・ニューオータニに勤務し、六七年退社。六九年『高層の死角』で江戸川乱歩賞、七三年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞、七六年『人間の証明』で角川小説賞、二〇〇三年に日本ミステリー文学大賞、〇八年『小説道場』で加藤郁乎賞、一一年『悪道』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『運命の花びら』『棟居刑事のガラスの密室』『棟居刑事の黙示録』『戦友たちの祭典』など多数。公式ホームページのアドレスは、http://www.morimuraseiichi.com/

「2018年 『棟居刑事の追跡 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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