- Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396331375
感想・レビュー・書評
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個々の作品にほとんど外れがなかった。
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「牢の家のアリス」加納朋子 (『虹の家のアリス』に収録)
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好きな作家の作品も多かったし
読み応えがあったホラー短編集。
【メルヘン】のみ好みではなかったかな。
私、あんまりバイオレンス色があるのは
読みはするけど好きにはなれないと
最近気づきました。 -
(収録作品)返しそびれて(新津きよみ)/鮮やかなあの色(菅浩江)/あなたがいちばん欲しいもの(近藤史恵)/メルヘン(山岡都)/思い出すなよ(皆川博子)/増殖(明野照葉)/牢の家のアリス(加納朋子)/水球(篠田節子)/ドールハウス(牧村泉)/いちじくの花(桐生典子)
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近藤史恵「あなたがいちばん欲しいもの」、皆川博子「想ひ出すなよ」などと、タイトルからして魅力的な作品が並ぶアンソロジー。牧村泉、明野照葉などの単行本未収録作が載っているのも、ホラーファンとしてはかなり美味しい一冊。
時期柄一番印象的だったのは、菅浩江「鮮やかなあの色を」。ちょうどクリスマスシーズンということで。ヒロインの心情が理解できるような、理解したくないような。現代人こういう思いを抱えてる人多いんだろうねきっと。でもけっこう励まされる話でもあるので、お薦めの一品。 -
女流作家による10の短編。
非常にバラエティに富んでいて、面白しろかった。
しかし、加納朋子のアリスシリーズは、やっぱり…。どうも、あのアリスに見立てた子が好きじゃないらしい。つか、この作品でも、それは人道的にどうよ?って思うのよね。