ミステリア: 女性作家アンソロジー (祥伝社文庫 ゆ 5-6)

著者 :
制作 : 結城 信孝 
  • 祥伝社
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本棚登録 : 34
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396331375

感想・レビュー・書評

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  • 個々の作品にほとんど外れがなかった。

  • 「牢の家のアリス」加納朋子 (『虹の家のアリス』に収録)

  • 好きな作家の作品も多かったし
    読み応えがあったホラー短編集。

    【メルヘン】のみ好みではなかったかな。
    私、あんまりバイオレンス色があるのは
    読みはするけど好きにはなれないと
    最近気づきました。

  • (収録作品)返しそびれて(新津きよみ)/鮮やかなあの色(菅浩江)/あなたがいちばん欲しいもの(近藤史恵)/メルヘン(山岡都)/思い出すなよ(皆川博子)/増殖(明野照葉)/牢の家のアリス(加納朋子)/水球(篠田節子)/ドールハウス(牧村泉)/いちじくの花(桐生典子)

  • 近藤史恵「あなたがいちばん欲しいもの」、皆川博子「想ひ出すなよ」などと、タイトルからして魅力的な作品が並ぶアンソロジー。牧村泉、明野照葉などの単行本未収録作が載っているのも、ホラーファンとしてはかなり美味しい一冊。
    時期柄一番印象的だったのは、菅浩江「鮮やかなあの色を」。ちょうどクリスマスシーズンということで。ヒロインの心情が理解できるような、理解したくないような。現代人こういう思いを抱えてる人多いんだろうねきっと。でもけっこう励まされる話でもあるので、お薦めの一品。

  •  女流作家による10の短編。
     非常にバラエティに富んでいて、面白しろかった。
     しかし、加納朋子のアリスシリーズは、やっぱり…。どうも、あのアリスに見立てた子が好きじゃないらしい。つか、この作品でも、それは人道的にどうよ?って思うのよね。

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著者プロフィール

篠田節子 (しのだ・せつこ)
1955年東京都生まれ。90年『絹の変容』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。97年『ゴサインタン‐神の座‐』で山本周五郎賞、『女たちのジハード』で直木賞、2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、11年『スターバト・マーテル』で芸術選奨文部科学大臣賞、15年『インドクリスタル』で中央公論文芸賞、19年『鏡の背面』で吉川英治文学賞を受賞。ほかの著書に『夏の災厄』『弥勒』『田舎のポルシェ』『失われた岬』、エッセイ『介護のうしろから「がん」が来た!』など多数。20年紫綬褒章受章。

「2022年 『セカンドチャンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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