- Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396331856
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荒山徹著「魔風海峡ー真田忍法団対高麗七忍衆」(上・下)
私の大好きな真田十勇士が活躍する歴史伝奇小説です。
朝鮮の隠し財宝を手に入れるため、真田幸村率いる真田十勇士と朝鮮の忍者団のこれでもかと言うくらいハチャメチャな忍法合戦が描かれています。
それでいて、朝鮮と日本の歴史をしっかりと踏まえているという、まさに私の好きな山田風太郎の世界であります。
展開が破天荒で、どんどん読み進めましたが、一つ残念だったのは、私の1番好きな霧隠才蔵が前半で死んでしまうとこですね。
ぜひ才蔵は最後まで活躍させてもらいたかったです。
でもそれを差し引いてもかなりの傑作だと思います。
先日読んだ同著の「十兵衛両断」もかなり楽しめました。
まだ彼の本は2冊しか読んでいないので、これから他の作品も読んでいきたいと思います。 -
はっきりいって上巻の方が面白かったです。
下巻がつまらないわけではないのですが、グロイのがだめな人はお勧めしません。
上巻で一番「えっ」って思ったのは佐助が○○能力者だということ。(ネタバレ防止)
可愛いですよ、佐助が。珍しくいい男描写ですし!! -
無論、真田幸村と猿飛佐助目当てに読みましたが。
あまりにもまともでかっこいい幸村と幸村について離れない佐助におまえらは……と赤面していました。
超越しまくった忍術がよいと思います。 -
ひまわりの中に立つ幸村!自分で育てたって!戦いのシーンが多くて興奮します。