- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396332112
感想・レビュー・書評
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軽めに読める心理サスペンス。じわじわっとした不安感が、この人の作品の特徴だなあ。でも後味はすっきり。
タイトル「かけら」の意味というのがやはりメインなんだろうなあ。しかしその他のエピソードがそれに関係ありそうで無関係、なので、まとまり感が少し薄い気もした。それぞれのエピソードを独立させても充分面白かったんじゃないかなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三人の女性が主人公。30代ともなるといろいろ女性にもあるのね。
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なぜ、充たされないの?
恋愛、仕事、家庭 心に隙間を抱える女たちが一歩踏み出したとき・・・
「私の幸せって何?」かつて同じアイドルの追っかけをしていた三人もはや三十八歳。涼子は雑誌で主婦の読者モデルとして活躍、紀子は主婦業に勤(いそ)しみ、理恵はキャリアウーマンとして邁進していた。だが、それぞれが恋愛、仕事など今の生活に物足りなさを感じ始めた時、恐怖の扉が開いた! ストーカー、借金地獄、失踪事件・・・・・・巻き込まてゆく三人の運命は? -
図書館。
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3人の女性が別個に描かれる。日常に不満を抱くなか、事件に巻き込まれる。そして、ある人は何でもない「今」が幸せであると気づいたり、またある人は「家族」関係の修復をしたり、ちょっと青春の匂いにひたったりと女性なら味わったことのある感情ではないでしょうか?