陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫 い 14-1)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396332686

感想・レビュー・書評

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  • 本当によく出来ているストーリー。

    先読みして推理していくがことごとく予想を上回って物語は進んでいく。
    4名プラス祥子さんの会話も面白くてとても楽しめた。

  • やっぱ伊坂幸太郎作品は面白いッヾ(≧∀≦*)ノ〃

    ずっと読みたくて、でも何故か手が出なかった作品。
    もっと早く読んどきゃよかったー‼️(笑)

  • ほぼイッキ読みでしたね。入り口から散りばめられた伏線を後半で勢いよく回収していく流れは、なかなかに面白い。
    人物設定もよく、手軽に楽しめます。

  • 読んでてワクワクする!
    銀行強盗はもちろん犯罪なんだけど、これを読むとなんだかロマンを感じる!何の能力も無いけど私も仲間に入りたい。
    ロマンはどこだ!

  • 2017/12/17-24
    読書再開用に伊坂幸太郎の清々しい文章を読みたく手に取る。期待通り。エンターテイメントとしてあり。楽しく読める本でした。成瀬のようになれたらとは思うけど、現実無理だよねー。

  • テンポがいいし、キャラクターもそれぞれ愛嬌があって、銀行強盗とか銃とか出てくるけど、愉快な気持ちで読める。エンターテイメント。

    2014.8.20

  • 話のテンポがよくて軽快で、なお且つ最後は爽快なお話でした。 主要人物は、ウソが見抜ける成瀬、演説のプロ響野、天才スリの久遠、正確な体内時計を持つ雪子の四人。こんなに愉快で楽しい銀行強盗見たことない!
    人生にはロマンが必要。
    そうだ、「ロマンはどこだ」

  • 陽気なギャングシリーズ第一作。
    伊坂幸太郎作品の中でもエンタメに振り切ったどたばたコメディ。

  • 強盗4人組が銀行強盗の逃走中に、偶然の事故から盗んだ金を横取りされた。
    しかし、その後の出来事から陰謀が浮かび上がる。

    物語としては小規模で、わかりやすい。
    その中で登場人物の人間性や伏線、反抗計画が巧妙に組み立てられている。
    強盗4人の特殊能力は、嘘発見器しか必要性を感じないけど、話に馴染んでいるからか余計とまでは感じない。
    出てくる発明品は、発明の経緯に少し無理があるけど、読ませる構成力のおかげで気にならない。

    作中でも言われているけど、小説より現実の方が偶然に溢れているし、発明の理由なんて何でもいいじゃないか。
    それを偶然、うまく活用できただけの話だ。

    敵役は、しっかり憎めるように描かれていて、成敗されスッキリとした読後感。
    危うく主人公が善人に見えてしまう笑

  • 成瀬の落ち着きぶりは男としてカッコいい。響野さんの軽いノリも好きです。特殊な車が出てきた時点で、なんとなく結末は読めました。なんにも考えずにさらっと読める娯楽作品です。

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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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