陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396332686

感想・レビュー・書評

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  • テンポがいいし、キャラクターもそれぞれ愛嬌があるので、銀行強盗とか銃とか出てくるけど、愉快な気持ちで読める。エンターテイメント。
    2014.8.20

  • ギャグあり、感動あり、爽快感あり!言う事なしに面白いです。

  • 人間嘘発見機である男、常に正確に体内時計を刻み続ける女、常に喋り続ける男、技術が卓越したスリの4人組の銀行強盗の話。

    ほぼ会話で進行するのでサクサク読めます。
    でもその会話が面白過ぎて電車の中では読みにくい(´∀`;)

    久しぶりの再読だったけど細かい伏線の回収内容を忘れてたし、ホント会話が面白いので2度目も十分楽しめました。
    続けて続編を読みたいと思います。

  • 14/08/03

    成瀬さんが取引先の人だったらいいなあ。響野さんがお兄ちゃんだったらいいなあ。祥子さんが友だちだったらいいなあ。雪子さんが上司だったらいいなあ。久遠くんが幼なじみだったらいいなあ。と思う。

    P31-
    「死ぬまでに、あなたが役立つ言葉を口にするのを聞きたい」※祥子さん→響野

    P178-
    「僕が世の中で許せないものはね、料理に入ったパイナップルと、非協力的な大人と、それから、『さっきのワーストスリーと違うじゃないか』って指摘してくる人だよ」※久遠→響野(ちなみに前述のワーストスリーは、料理に入ったパイナップルと、リスクのない暴力と、それから、薫くんをいじめる奴ら)

  • リズム感を感じる
    軽快に読み終わるそんな感じ

  • ノリが軽いのか、真剣に考えているのか、よくわからない仲間が集まり、銀行強盗を行う ということが基本となり、巻き込まれる色々な事件を、うまく解決していく。なんとなく、先が予想できるものの、半分くらい予想を裏切ってくれるところが、さすが、伊坂幸太郎。
    また読みなおして見たい一冊。

  • オシャンティーな会話、回りくどい言い回し、時々出てくる蘊蓄話。久しぶりに伊坂ワールドに浸りました(笑)(褒めてます)
    ラストのどんでん返しは、敵の裏の裏をかきましたね。面白かったです。正直、盗聴あたりまでは「だと思った」だったんですが、警察官コスプレで「こう繋げてきたか!」と驚きました。
    どのキャラも個性的でいい味だしてる。

  • 会話がおもしろい。段落の最初にある辞書の意味が微妙におもろい。
    話のウザい男を書かすと抜群だなと思う。実際にいたら相当ウザいとおもうけど(^_^;)
    伏線回収もバッチリでした。

  • ラストの伏線回収が読んでて気持ちいい。

  • キャラがたっていて、読みやすくすらすらと読めました。

  • 図書館で借りて読みました。

    読んでて面白くて、痛快で気持ちいい。
    こういう大人っていいな、かっこいいなと思いました。

  • 物語そのものというよりは、キャラクター、解説にも特筆されていた『軽妙な会話』が魅力的で印象深い作品。響野から滔々と流れる言葉は聞いていても飽きが来ないし、妙に説得力がある。意外に子供っぽいところも好ましい。久遠の、人間よりも動物を愛護する精神もキャラクターの特徴に幅を持たせている。成瀬なんかはもう、嘘やこの世の中の仕組みを見破る完璧男なのだが、何処かにこんな人居そうだなと思わせてしまうのが凄い。響野と成瀬が組んだら最強コンビなのは間違いない。主要登場人物の中で一番、一般人らしい雪子もキレると躊躇がないから相当恐い。
    強盗の話は事前に事の発端を匂わす前フリをしているからか、全くの意外性には乏しかった。
    神崎がただ単なる頭の切れる乱暴で冷酷で強欲な悪党だったというのも少し残念だった。
    響野が書く自叙伝や語録なら、何冊だって読める気がする。

  • 面白い!実に面白い!
    人生には、ロマンが必要。
    銀行強盗にもだ。
    「奪って、逃げる。それだけ」
    「素早く、鮮やかに」
    4人組の銀行強盗物語。

    綿密な下調べ、緻密な予行練習の上で、銀行強盗成功。
    しかし、逃走途中、現金輸送車襲撃の犯人グループ逃走と遭遇。
    現金とともに逃走車両を奪われてしまう。

    果たして、偶然だったのか?
    騙しているのか?騙されているのか?

    4人の視点で、テンポよくクルクル回りつながり、ぐいぐい作品に惹きこまれる。
    登場人物の設定が愉快。
    演説の達人、天才スリ、正確な体内時計を持つ女、そして、リーダーの人間嘘発見器。
    軽快な会話は、ときに機知に富み、ときに自虐的、ときに皮肉っぽく、にんまりする。
    「嘘つきは泥棒の始まりだな」なんて最高だ。

    一見関係無さそうな会話や小道具も、伏線としてつながるところが、
    さすが、伊坂ワールド。

    銀行強盗の現場にいたら、響野の『記憶の演説』に、拍手を送っているかもしれない。
    「記憶とはあやふやなもの」
    なるほど。
    広辞苑的作者の解説
    「反省とは、自分が今後も同じ過ちを繰り返すことを再確認する行為」
    だから、人間は愚かなのかもしれない。


    「あいつは、世の中の解説書を読んでいるんだ。」
    そんな達観した人間嘘発見器の成瀬が描いた騙し合いの結末は!
    反省無き者は、進歩が無い。騙し合いに負ける。
    人生にはロマンが必要だ。

  • 銀行強盗中の演説をぜひ聞いてみたい。

  • 面白い。

  • 前から気になっていた本。

    最後にいくにつれて「もしかして、もしかして」と
    先は読めてしまうのですが、ハラハラしながら一気に読めました。

    こんな大人はカッコいい。
    個性がすごくはっきりしているし、しっかりしているから読んでいて安心できる。
    「この人たちなら」って信頼できる。

    遊び心がある大人ってのは、見てて楽しい。

  • 映画『ミニミニ大作戦』(原題: The Italian Job)みたい!
    あのドリフトでキュキュっと縦列駐車する感じです。


    伊坂作品を読むたびに、この作家に興味がわく。

  • 大好きな作品です。

    痛快です。
    ページを捲る手がとまりませんでした。
    けれども、登場人物の過去の話には、ときどき時が止まったように、一文字ずつじっくり追いかけてしまいます。

    成功すると、ついつい私も「よっしゃ!」って気持ちになってしまいます。
    銀行員のはしくれですが笑

  • 面白かった(>_<)。

    伊坂幸太郎ならではです。

    スピーディーな展開!、思わぬ伏線(笑)。

    一気に読んじゃいました、響野の「ロマンはどこだ」いいですねぇ~、成瀬は格好いいけど、響野は自分好みで響野が登場するたびワクワクでした(笑)。

    明るい馬鹿大好きです(笑)。

  • 旅のお供に読んだんやけど、これを選んでよかった。おかげで道中楽しめた。
    どこが面白いと明確に言うことはできないんやけど一章の始めの方からもう「これはおもしろい」と確信した。
    過去に伊坂作品で挫折したけどこれを機に他のにも手を出していきたい。

    話はわかりやすくってそこまでどんでん返しとかなかったかな。ただ作中についでのように出たことが後々生かされるのでそれはうまいと思う。
    しかし逆にいうと「必要なことしか書いてない」ともいえるのではないだろうか。
    きれいにまとまってるけどもう少し何か調味料が加わってもいいなって思う。

    響野さんと久遠のコンビが可愛い。
    成瀬さんがつかみどころのない人物だったので続巻でどんな人なのかもっとわかるだろうか。
    雪子さんの話も気になるな。

    あと強盗したお金の使い道が気になる。久遠以外みんな何に使ってるの?

  • いやぁ…面白いなぁ……
    話に無駄な所が一つもないw
    登場人物紹介やふとした会話が思わぬ伏線になり、最終章では度肝を抜かれた♪( ´▽`)
    登場人物のキャラもスゴく魅力的でページをめくる手が止まらなかった
    続編もあるみたいなので買ってみたいとおもいます^ ^

  • 嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、
    精確な体内時計を持つ女。
    この四人の天才的才能を持った四人が
    完璧な計画で銀行強盗を成功させる。
    しかし、別の犯罪者グループ現輸送車襲撃犯に
    横取りれるが、そのままでは終われない。
    ギャングそれぞれの個性も強く、
    中心人物が市役所の係長というのがウケました。
    伏線が丁寧に張られているのも面白いけど、
    絶対に嘘を見抜くとか精密な体内時計とか、
    この特殊才能を生み出すセンスが抜群。
    個人的には響野さんの演説が一番好みでした。

  • 嘘を見抜く名人・成瀬
    天才スリ・久遠
    演説の達人・響野
    精確な体内時計を持つ女・雪子
     
    4人のギャングの銀行強盗から始まる物語。
     
    物語は終始テンポ良く進むし、伏線の回収方法も満足。
    後読感がいいエンターテイメント作品。

  • 初めて読んだ伊坂幸太郎の長編作品です。登場人物が個性的でおもしろかったです。話の中心人物が移り変わっていて、苗字・回数・キーワードで表現されています。
    小説がダントツに面白いので、映画版には少しがっかりしました。でも、佐藤浩市のイメージはピッタリでした。

  • 読後感もサッパリ
    楽しい娯楽活劇でした♪

    後半になると色々なものが繋がってくる感じがなんとも

  • ≪あらすじ≫
    この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった…はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ!奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス。
                                (BOOKデータベースより)
    ≪レビュー・感想≫
    再読。
    とっても読みやすくて面白い作品です。楽しませてもらいました。

    主人公がまず銀行強盗ってところが素敵です。
    しかも、タイトルにある通り陽気な内容なので、映画を観ている様な感覚で読み進められるし、登場人物のキャラクターがみんな個性的。

    グルーシェニカーが出てくるとは思いもしませんでしたw

  • 賑やかな強盗団の話。
    こんな強盗ならあっても怖くなさそう、と思えてしまうから不思議です。
    最初から最後まで、楽しくワーワーしてるみたいで面白いです。

    また、主要人物4人が全員何らかの能力を持っています。
    すりの天才、演説の天才、嘘を見抜く達人、正確な体内時計。
    どれも実際にはなさそうでも、ありえなくもなさそう、といったところがまたいいです。

    ひたすら明るい話なので、気分転換にもなります♪

  • 超能力に近い特殊技能を持った4人は、実は銀行強盗常習犯。
    シリアスな場面も、4人のコミカルなキャラクターのおかげで、あまり真剣にならずに進む。
    ストーリーとしてはなんとなく勧善懲悪的であるが、そもそも主人公が銀行強盗であるからして、洒落が利いている。
    じっくり読む、と言うよりは、本のテンポに合わせてすいすい読み進められる本。

  • さまざま特殊能力をもった陽気なギャングが銀行強盗をして、同業者に奪われ、仕返しをする。日常と逆襲よりは面白いとおもうが、薄っぺらい世界で薄っぺらい登場人物が登場するだけなのは同じ。

  • タイトルからいかにもコメディー感が伝わると思いますが、騙されたと思って読んだらやっぱりコメディーでした。
    でも、これを読んだ人がオススメする理由が分かるぐらい元気をもらえる面白さがあります。

    冷静な頭脳派、成瀬
    スリの達人、久遠
    演説の名人、響野
    完璧な体内時計の持ち主、雪子

    の強盗4人の会話がとても愉快でした。
    キャラで選ぶなら、ずっと屁理屈を言っている響野が一番好きです。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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