陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 28684
レビュー : 2827
  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396332686

感想・レビュー・書評

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  • 音楽でいえばファーストアルバム、である。

    初期の頃のドライさが際立っている。
    種末のフールや、グラスホッパーの頃の硬質さを感じる。

    三作目から振り返って読むと、なるほど、と思う。

    まだ四人が揃っただけで、
    バンドとして完成はしていなかったのだろう。

    各々は楽器を弾けるけど、まだグルーブは生み出せない、みたいな。

    そういう未完成完が、かえって、初期の四人の姿を克明に写している。

    そうか、ここからこうなるのか。と思う。


    丸くなっていた雪子さんが、急に孤独に感じたし
    頼れる青年の久遠さんが、どうもまだ幼かったり
    駄目街道まっしぐらの郷野さんが、頼もしかったり笑
    人間味ある成瀬さんが、完璧すぎる機械みたいだったり

    ロジックだけで生きている人たちが、自分たちで生き生きと動き出すのは、ここから先のようだ。

  • 話のテンポが良く、読みやすいです。

  • 伊坂さんの書くキャラクターは、本当に愛おしくなります。それと、張った伏線はいつもしっかり回収されていくので、後半はいつも面白くて仕方ないです。
    結末はちょっと予想はできてましたが、それでもガッカリよりは一致して行く嬉しさがありました。
    あと個人的に、今回、キャプテンサンダーボルトのあとに読んだので…雰囲気似てて、少しごっちゃになりそうでした。次のシリーズを読むの楽しみです!

  • 2017/12/17-24
    読書再開用に伊坂幸太郎の清々しい文章を読みたく手に取る。期待通り。エンターテイメントとしてあり。楽しく読める本でした。成瀬のようになれたらとは思うけど、現実無理だよねー。

  • 読みやすい。今時の俳優でドラマ化して欲しい。

  • ただただ面白かったです。銀行強盗4人組の天才たちが織りなす世界はsmartでcoolなのです。
    そうロマンってやつですね。

  • 面白かった。話の中に出てきた会話などを最後に上手く全て回収しているのが素晴らしい。成瀬さんのキャラが好き。

  • 言葉の解説が面白い。
    物語の途中に出てくる一見話の流れに関係してい無さそうな事が結末に繋がって、なるほど!流石!と思う。
    会話のテンポもよく読み易かった。

  • いや〜面白かった。伊坂節炸裂といった感じ。ストーリーもさることながら、本筋からズレたところでの軽妙洒脱な会話劇は流石。

    本作を読んでいてふと気づいたこと。伊坂さんの作品って、タランティーノに似てるなぁって。伊坂さんの作品を娯楽的な脚色なしで、3時間くらい垂れ流したらタランティーノになるんじゃないかな。でも伊坂さんは大好きなんだけど、タランティーノは苦手なんだよな…、なぜだろう。タランティーノも小説で読んだら面白いのかもしれないよなぁ。

  • 伊坂幸太郎さんワールドの先駆けとなる作品?
    4人が4人とも個性的な、本来役に立つのか?というような特殊能力の集団なのですが、なるほど~と言う展開です。

    中でも響さん大好きです。
    無駄に口煩く、自己顕示欲の塊ですか、成さんが必要としてる訳ですね

    本来、強盗で役に立つのか?と言うような演説が得意というのは特殊能力ではなくただ単に特技ですが、あの知識の深さとプレゼン能力は僕も身に付けたいものです

    次回作にも期待

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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