陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 28660
レビュー : 2825
  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396332686

作品紹介・あらすじ

嘘を見抜く名人、天才スリ、演説の達人、精確な体内時計を持つ女。この四人の天才たちは百発百中の銀行強盗だった…はずが、思わぬ誤算が。せっかくの「売上」を、逃走中に、あろうことか同じく逃走中の現金輸送車襲撃犯に横取りされたのだ!奪還に動くや、仲間の息子に不穏な影が迫り、そして死体も出現。映画化で話題のハイテンポな都会派サスペンス。

感想・レビュー・書評

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  • この疾走感というかスピード感は堪らんね。最初から最後の最後の一文まで風を切るように駆け抜けていくような小説です。
    そして僕が大好きな要素としてあるのが、性格も特技も全く違う人間がチームを組んで事にあたるというところ。好きなんだよね、統一感はなく凸凹してるけど、なんだかんだでまとまっているってやつ。
    さらにその登場人物が、少しだけ普通ではない特殊能力をそれぞれ持っているというところがまた最高。この“少しだけ”というのが非常に僕としてはポイントが高い。“少しだけ”の具合がまた絶妙なのだ。あまりに特殊性が強いと一気に物語のバランスが崩れ、おもしろくなくなるのではないかと思うのだ。伊坂幸太郎はいつも絶妙なところを突いてくる。それが僕には心地好い。
    最後の最後までスピード感とどう転ぶか分からない展開は弱まらず、あと残り数ページだけどどんな結末になるんだとドキドキしながら読み切りました。

  • 気楽に読めて面白い。時間があればこういう本ばかり読んでいたい

  • 2019.9.3
    テンポも良いし、安心感もあり過ぎる位だった。
    のがたまに傷かも。

  • 伊坂幸太郎を好きになったシリーズ。
    成瀬(真実を見抜ける)と響野(おしゃべり大好き)のコンビ最高やなぁとか
    久遠(動物好き、人間嫌いのスリ)と雪子(体内時計バッチリの運転手)もええねんなぁとか
    祥子さん(響野の妻)やタダシ(成瀬の息子)、田中(グッズ販売員)も外されへんねん
    などと思ってる間に読み終えてしまう。
    登場人物が愛しき者たちというのはシリーズを読んでいて楽しい大きなポイント。

    そして続編も読みたくなるのだ。

  • まさに伊坂幸太郎といった感じのテンポの良い気持ちのいい物語だった。
    まるで余談のように散りばめられた色々な伏線が最終的に綺麗に回収される感じも良かった。
    伊坂幸太郎の小説に出てくる登場人物はみんなとても魅力的で現実に存在したら是非友達になりたいと思う。

  • 10年以上ぶりに読み返した
    なんとなく覚えてたせいでスピード感が感じられなかったが、このシリーズはわかりやすくて楽しい

  • 読書が苦手な私でもスラスラ読めるくらいに面白かった。

  • 登場人物キャラが濃くて印象的でした。各々の能力は一見銀行強盗に直接役立たそうに思えましたが、その能力を少し意外とも思える使い方で強盗をしていく4人に夢中でした。ユーモラスに富んでいて先が気になって文字を追う目が止まらない作品でした。

  • 4人のキャラクターがそれぞれとてもいい。読んでいて最後まで飽きないどころか、どんどん面白くなっていく。

  • 職場の先輩からお勧めされて読みました。これまで伊坂幸太郎 さんの作品を知らなかったのですが、かなり面白く一気に読めました。テンポがよくてウィットに富んだ会話が人気の理由なんだろうなと思いました。登場人物もかなり個性的で、その中でも演説の達人がお気に入りです。こんな引き出しの多い男になりたいなと思いました。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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