陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 28563
レビュー : 2820
  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396332686

感想・レビュー・書評

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  • それぞれに眩しいほどの才能を持つ「普通の4人」が、銀行強盗をはたらく場面からお話は始まる。
    全体を通したストーリーのテンポのよさ(これは伊坂作品全体の特徴)、会話の軽快さが際立つ。常に相手の裏をかいていく手際もお見事!
    悪人こそ魅力的、である小説の面白さを再確認できた。

  • まさに伊坂幸太郎といった感じのテンポの良い気持ちのいい物語だった。
    まるで余談のように散りばめられた色々な伏線が最終的に綺麗に回収される感じも良かった。
    伊坂幸太郎の小説に出てくる登場人物はみんなとても魅力的で現実に存在したら是非友達になりたいと思う。

  • 人とは異なる能力を持った(恐らく)4人の強盗グループのお話。いつも通り読み始めしばらくは人物の設定が頭に入ってこない。3分の1ぐらい読み進めると違和感なく状況が頭の中に浮かび、そこからの疾走感は凄かった。見事に物語に飲み込まれてしまった。成瀬の能力は凄いが個人的には響野に憧れる。

  • 相変わらずテンポのよい、井坂さんの作品。
    とにかく伏線。章の中に人物にスポットを当てて回想のように重ねながら時間軸に沿って進んでいくのが、いかにも井坂さんらしい。第四章ではとにかくどんでん返しに続くどんでん返し。それまでの伏線を読み落とさないようにと思っていても読み終わるとすべてが繋がってすっきり。
    登場人物のそれぞれの個性も特殊で細かくてストーリーに活きてくるのが面白すぎる。

  • 銀行強盗には、4人がちょうどいいそうです(笑)
    普通じゃない才能や特技を持ったできる男たちとママさん一人、陽気にスマートにやってのけるのがかっこいいです!
    ページがどんどん残り少なくなっていくのに、落ちがわからなくて楽しかった。最後は読んでいて笑顔になりました。
    成功を祈っちゃった。フィクションですから!

  • 伊坂ファンの主人からお薦めされて読みました。愛すべき人物たちと、会話のお洒落さ。とても面白かった。久遠が言葉にする自閉症についての感じるいくつかの下りも個人的によかったと思う。

  • 伊坂幸太郎はちょっと非現実なキャラクターを書く。
    その「ちょっと」具合が絶妙。
    嘘を必ず見分ける男。演説の達人。スリの天才。体内に時計を持つ女性。
    現実にはちょっといなそうな人たちが、リアリティをもっていきいきと物語の中で動き、活躍する。
    そして読みやすく、かつ緻密なプロット。

    伊坂幸太郎が売れるのは必然なのでしょう。

  • 10年以上ぶりに読み返した
    なんとなく覚えてたせいでスピード感が感じられなかったが、このシリーズはわかりやすくて楽しい

  • 読書が苦手な私でもスラスラ読めるくらいに面白かった。

  • 急に読みたくなり再読。
    漫画のようなスピード感と、最後にスカッとする気持ちの良い本です。
    個性的で愉快な悪役たちをきっと好きになると思います。

著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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