FINE DAYS (祥伝社文庫)

著者 : 本多孝好
  • 祥伝社 (2006年7月1日発売)
3.45
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  • レビュー :388
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396332976

FINE DAYS (祥伝社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「FINE DAYS」
    美貌の転校生にはおっかない噂があった。その美貌に魅せられてつきまとったり、彼女に嫌な思いをさせた者にはたたりがあると・・・
    その噂は校内最強女子の安井までも巻き込む騒動になって・・・

    「イエスタデイズ」
    死の床にある父からの頼まれごと・・・それは35年前に別れた元恋人とその子供を捜してほしい、というものだった。訪れた住所にあったおんぼろアパート。そのドアの向こうにはどこか見覚えのある男性と奇麗な女性がいて・・・・

    「眠りのための暖かな場所」
    異様なまでに来客を拒む結城と、異様なまでに星を怖がる私。果敢な挑戦者 明美。明美の事故をきっかけに、大学に来なくなった結城を気にかける私だったが・・・罪の意識と恐怖。。。

    「シェード」
    古道具屋で見つけたランプシェード。そのシェードには愛する女性を闇から守ろうとした男性の物語が込められていた・・・。
    ちょっと「賢者の贈り物」と「赤い蝋燭と人魚」を連想した。

    確かに恋愛短編集、ではあるが甘いよりは苦み寄り。
    特に「FINE DAYS」冒頭の軽さからはこんな展開になるなんて思いもよらず・・・

  • 大切なものに気づかされる。そっと背中を押してくれる。

  • 表題作『FINE DAYS』を含む、四作品収録の短編集。ちょっと不思議で切ない恋愛小説です。

    ホラー要素の加わっている話では、ゾクッとするような感覚も味わえて面白い。

    全体的にどれも読後感は悪くないし、短編集ではなく長編で読みたいとすら思わせてくれます。

    ただ、純粋に恋愛小説として読むと多少残念な感じがしてしまうかも。

    事前にSF要素やホラー要素があると知って読めば、その独特な世界観を十分に楽しめると思います♪

    何より素晴らしいのは登場人物の科白。素敵な科白ばかりで、印象に残りやすいと思います。

    胸にグサッと突き刺さるような、それでいて優しい温もりを感じるような…不思議だなぁ。

    小説が苦手な人にも、是非オススメしたい作品です☆

  • 恋愛小説の短編集。感想は・・・特にないかなぁ。やっぱり短編集って苦手なんだろうな、私。

  • まったく本を読まない男子だった弟が、
    「大学までの通学が暇だ」
    という理由から本を読み出した。

    弟の部屋の本棚から見つけましたシリーズ
    第1弾がこれ。

    4つの作品からなる短編集。

    読みながら、
    まぁまぁおもしろいかなって評価だったのですが。


    最後の作品『シェード』が
    かなりよかった。

    自分の今の恋愛状況で、
    見つめなおすことがあったというか。

    示唆されることがあった。


    本から何かを得られる体験は、
    すばらしいことだなぁ。

  • 人間らしさというか、心の中を理解しているなぁと感心させられました。
    本多孝好さんはすごい。

  • だから、もっと確かなものが欲しくなる。将来の可能性でも、頭の中にでもなく、今、ここに。

  • 文体がとても透き通った作品、それが本作品の印象。不思議な物語のなかに、ほっとする結末が続き、読後に爽快感が広がった。

    どれも重いテーマを取り上げているけれど、読後になんとなく前向きな気持ちになれるのは、それぞれの物語の結末がやっぱり新しい生活の希望だったり、これで間違っていなかったんだ、というトーンで締めくくられているからなんだと思う。それぞれのストーリーに光る微かな輝きにほっとするはず。

  • 不思議な恋愛小説の短編集。

    不思議と鳥膚が立つ。

    感動と言うか、何か怖い。

  • 高校生の時に買って1度読んだものの、その頃は純粋すぎて(ただ世間知らずだっただけ)内容がいまいち理解できなかった。この頃ようやく本を読むようになったので読解力は0。今も自信はないけど。でも10年ぶりに開いてみたら、今では内容がちゃんとわかるようになっていた。ちゃんと面白いと思えるようになっていた。良かったー!日常の中のほんの少しの非日常。不思議体験という言葉ではなんだか安っぽくなっちゃう。4つの短編だけど3つ目が先がすごい気になる!全部読み終わった後、ふと私の一部が死んだ、彼女の一部は失われたという言葉をじわじわと思い出した。私も自分の一部の喪失を感じたことがあるから。改めて読むといいなぁ。自分も一応大人になったんだなー。
    h29.6.15

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