十字架クロスワ-ドの殺人: 天才・龍之介がゆく! (祥伝社文庫 つ 4-4)

著者 :
  • 祥伝社
3.15
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本棚登録 : 64
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (507ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396333072

感想・レビュー・書評

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  • 天地龍之介シリーズの一つ。長編。まだ龍之介シリーズの全部を読んだわけじゃないけれどこの話は今まで読んだ龍之介シリーズの中で一番面白かった。事件は龍之介くんと光章さんのコンビの所と一美さんの所でそれぞれ起こるわけだがそれが最後に一気に収束していく様は爽快。それと光章さんと一美さんの仲に進展の匂いが…、いいですねぇ。しかし、龍之介くんと光章さんは特に毎回大変な目に合うなぁ…。宿命といえばそうなんだけどね…。

  • 長らく積んだままとなっていた、IQ190の天才・龍之介シリーズ…龍之介が受け取るはずの莫大な祖父の遺産がなくなった!詐欺事件が発覚し、二手に分かれて調査を始めた龍之介・光章と一美は、また別の遺産争いや殺人事件にぶち当たる!クロスワード・パズルに隠された遺産の行方。陸の孤島で起こる殺人事件、密室に閉じ込められ、絶体絶命からの脱出劇。読みどころ満載でした。普段はヘタレの龍之介は今回も可笑しいやら頼もしいやら!各章のタイトルがクロスワード・パズルになってるのも嬉しいオマケです。ラストの2人のクロスワード・パズルにメロメロ♡

  • 城南

  • /?day=20061005

  • 遺産を受け取る事にしたのはいいものの
    肝心の受け取るべき遺産が紛失中。
    それを取り返すべく出向いた先で、また事件。
    今回は、男性側女性側、とで起こります。

    解決を読めば、なるほど、と思うところが多々…。
    いつもの事と言われればそれまでですがw
    事件より注目すべき(?)点は
    見本にしたいほどな兄弟争い。
    ものすごく分かりやすいです。

  • 2008年5月

  • 【STORY】
    二地点の密室、交差していく殺意
    「最後まで先が読めない、これぞミステリー」と末國善己氏(ミステリー評論家)絶賛!
    富豪・比留間(ひるま)三兄弟の長男・長一(ちょういち)が運転する車が崖から転落。同乗していた天地龍之介(あまちりゅうのすけ)や光章(みつあき)たち全員が山奥の小屋に避難した。救出を待つ夜、その小屋で長一の妻が殺された。犯人はこの中に? 不気味な夜が続くが、一方、比留間邸でも秘書の死体が発見され、さらに光章の帰りを待つ恋人にも危機が! 遠隔地で起こる難事件を天才的頭脳の龍之介はいかに解決する!?


    ......................................................

    龍之介シリーズの長編。最初から思わせぶりに書かれている登場人物がわざとらしい感じはしたが、犯人だった人のひとりが思いの外、イヤな奴じゃなかったのが救いだったかな!?
    短編集ほどのライト感はなかったが一気に読めた。

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  • 2006/09/17

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著者プロフィール

1959年、北海道生まれ。1994年に「密室の矢」が読者投稿アンソロジー『本格推理3』(光文社文庫、鮎川哲也・編)に採用され、以降も「逆密室の夕べ」と「ケンタウロスの殺人」の投稿作品が採用された。98年、長編「3000年の密室」で作家デビュー。代表作は「時を巡る肖像」「密室キングダム」。日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブの各会員。

「2022年 『【完全版】悪霊の館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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