夭都七事件―大東京三十五区 (祥伝社文庫 も 7-2)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396333409

感想・レビュー・書評

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  • 文庫にならなかった亡都七事件を入手したので、最初から再読。
    冥都のラストからこう続いたとは…(すっかり忘れてた。

  • 文体になれるかどうかが勝負ですね。
    昭和初期の雰囲気が良く出ているのですが、読みづらいところがあるかもしれません。
    最初の浅草の話が特に良かったかな。

  • 前作同様に楽しめました。

  • 冥都七事件に続く作品です。
    前作がとても好きだったのでかなり期待してしまったのがいけなかったのか、楽しかったけどちょっと物足りない感じでした。
    謎解き要素もありながらちょっとした怪談チックな雰囲気も混ざっているのは面白いですね。いや、怖いの好きなだけに^^
    今回から新しい仲間として出てくるはなさんも可愛いですね~
    尚子女史のライバルってとこでしょうか(笑)

  • 2007年3月26日購入

    2007年3月28日初読

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  • 東京三十五区シリーズ第2弾
    前回いなくなってしまった縁側探偵がひょっこり帰ってきちゃって(笑)
    何とか命拾いのちょろ万です
    新キャラののん子さんも加わっていっそうにぎやかになりました
    やっぱり読みづらい点はありますが…それを差し引いてもおもしろいです
    間直瀬老人と阿閉君の掛け合いはもとより
    尚子さんとのん子さんの女の戦い
    鏑木博士のおちゃめっぷり
    ともすればドロドロで暗くなりがちの内容をさらりとしたものに変えているようです

  • 縁側探偵・間直瀬玄蕃が帰ってきた!!

    おっちょこちょい阿閉くんが持ち帰る珍聞奇聞な出来事に見事、その綾を解きほぐしまする!!

    天から降った死骸に天神坂の無数に増えるしゃれこうべ!!

    帝都の怪異、ご存分お楽しみくださぁい!!!


    昭和初期の帝都を舞台に猟奇の謎を合理的に解決する(される)楽しみと合理的に解決された後の残る謎に、強烈に惹きつけられる一冊。

    凝りに凝った文章と史実に限りなく忠実な考証に脱帽。

    一作毎に地図も付いて。


    帝都の夢を一緒に感じてみませんか?

  • 実は未だ読んでません。買っただけです。歴史上の人物で史実に沿ったフィクションはともかく、純粋なフィクションはもう随分長く買ってなかったので、物凄く久しぶり、かつ私的に珍しい一冊です。購入の理由はただ1つ、表紙とタイトルが薔薇木時代っぽかったから。裏の概要を見てみれば、昭和初期の帝都を舞台に…ですよ!やっぱり!という事で手にしました。読んだら感想書きます。>読後感想です。昭和初期という時代を感じられる1冊でした。読んで初めて知ったのですが、どうやらシリーズ本でこちらは第二弾のよう。但し、第一弾を知らない私でも読み進めるのに問題はなかったです。推理短編のような形でした。こんな感じにもう少しエログロ要素がプラスされてたら金子もこんな感じのを書いてたのかしら…などとやはり腐れ観点に入る私。表紙とかフォントも素敵です。

  • ここまで徹底して文章に気をつかってる作品に出会ったのは初めてかもしれない。
    もう、昭和初期っていう時代設定だけでウハウハなのに、縁側探偵とか!…素敵すぎる。
    本格ミステリーかというと、そうでもない気もするが。
    古い時代のミステリーみたいな感じがする。

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