密命〈巻之ニ〉弦月三十二人斬り (祥伝社文庫) (祥伝社文庫 さ 6-32)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (437ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396333645

感想・レビュー・書評

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  • ※2017.5.6売却@Book Off

  • ★2008年11月30日 93冊目読了 『密命 弦月32人斬り』佐伯泰英著 祥伝社文庫 評価B+
    元豊後相良藩の浪人 金杉惣三郎が活躍する密命シリーズはすでに殆どを読んでいるのですが、初期のいくつかは読んでいないようなので、董事長からお借りして読んでみます。江戸幕府第8代将軍 吉宗の出生の秘密に絡めて、尾張、紀州、水戸の御三家の政治的な争い、外様小藩の豊後相良藩の留守居役だった金杉惣三郎の活躍が描かれています。佐伯氏の作品はどのシリーズもそうですが、初期にはとても丁寧な場面設定と詳細に練り上げられた筋書、展開が凄まじい早さで拡がります。この作品もそうでした。シリーズ後半に入るとどうしても内容が間延びするのですが、この作品はまだ緊張感を持った気迫の感じられる内容でした。

  • 図書館で。二巻目。
    一巻から7年が過ぎているって…結構時間経過しているな。一巻でもそれほど若かったわけではないかなくぎさんが日々の仕事にかまけて少し剣技が落ちているってのもなんか生々しい。とは言え藩の為頑張るなあ。

    しのさんもどうなったかと思ったらそんなことに。なんていうのか二巻の引きもどうなってるの?という上手い終わり方で3巻が楽しみです。

  • やばい、面白い....。
    時代劇はワンパターンで桶。
    剣豪が藩の窮地を救う、しかもモテモテ。
    この一言で全説明が成り立つ。

    しばらくこのシリーズにハマっていこう。

  • 11月-13。3.5点。
    金杉惣三郎、第二弾。前作の最後、大怪我をした惣三郎。
    7年後の話。シリーズ化としては、第一作のような感じ。
    また大きな陰謀に、巻き込まれたなー。
    しのとの仲はどうなんだろう。
    次作期待。

  • 惣三郎としののその後が気になって2巻目へ。何やら演出が過剰になりつつある気配。惣三郎の切れ者すぎる活躍もそうだけど、最後の三十何人斬りなんてどんな無敵キャラだよ!うーん、若干しんどくなってきた。でも、しのの幸せを見届けるまでは…。

  • 若干華美な感じはするんだけど、やっぱキャラクターに魅力があるのは強いね!
    お杏さんがなんか意外に残念。

  • 脱藩して、取り潰しの危機から藩を救ったあの事件から7年、惣三郎は留守居役に就いていた。

    7代将軍家継の世が終わり、時は8代将軍吉宗を、今まさに迎え入れようとしていた。
    そして、惣三郎は吉宗の出生の秘密を巡る将軍跡目争いに巻き込まれていくことになる。

    ::::::::::
    7年って。。。
    お杏さん><

  • 二冊目にして、一巻から7年後の話。
    主人公は大仕事が一段落し、お腹の中にいた子は7歳に。
    でも、長屋の人たちはそのままで。

  • あら?
    7年たって体が鈍くなった主人公

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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