I LOVE YOU (祥伝社文庫)

  • 祥伝社
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レビュー : 492
  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396333751

作品紹介・あらすじ

恋愛には未知の物語がある。初めて恋心を意識したとき、幼なじみに異性を見出したとき、彼女とのあいだに微妙な心の距離を感じたとき、初恋の同級生と再会を果たしたとき、彼女と恋愛のルールを決めたとき、そして連れ添った相手との別れを予感したとき…さまざまな断片から生まれるストーリーを、注目の男性作家陣が紡ぐ、奇蹟の恋愛アンソロジー。

感想・レビュー・書評

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  •  こちらも読んだけど、感想が書けていなかった本。
     しかし、中身を忘れてしまったので、もう一度読み直しました。

     様々な作家さんの短編が集められている話。
     タイトルの「I LOVE YOU」の通り、愛にまつわる話。

     けれど、少し違うのは。
     男がいて、女がいて、出会いました、恋をしました。
     という普通の恋愛小説が何一つありませんでした。

     最初の一作目は、姉の元恋人と弟の話だし。
     他の話は、離婚をする前夜のカップルの話。

     ハッピーエンドだらけではないのですが、不幸な話を各作者さんが一人もいないのはすごいなあ……と思いました。
     それぞれの作者さん、一人ひとり、普段、書いているもののテイストとか、温度感とか全然、違うと思うんですけど、この一冊の本にまとめられると、すべてが同じ温度感でまとまっていて、作家さんって本当にすごいなあ……と思いました。

     長い本ではなく、さらっと読めるものをお探しの方には、ぜひ、オススメします。

  • 男性作家6人の恋愛短編集。
    有名な作家さんともあってどれも秀悦なのにびっくり。切り口もそれぞれで様々な恋愛模様が垣間見られたのがいい。

    伊坂幸太郎さんはやはり安定の面白さがあるし中田永一さんは再読でもぐっとくるものがあって。胸にじわじわと切なさが迫りくる本多孝好さんは初読みだったけどかなりお好み。アンソロジーという形式、悪くなかった。

  • 高級チョコレートの詰め合わせみたいに一編一編違う香りが楽しめる恋愛小説短編集でした。

    私が特に好きだったのは下記。
    石田衣良「魔法のボタン」
    市川拓司「卒業写真」

    特に魔法のボタンはこれからの幸せな二人が目に浮かぶようで、温かな気持ちになれました。

    卒業写真の冷や汗ものの展開も微笑ましかった!

  • ★2009年2月1日 13冊目読了『I LOVE YOU』祥文社文庫 評価B
    伊坂幸太郎 透明のポーラーベア いつもの仙台の動物園の北極グマと失踪した自分の姉と付き合っていた相手富樫さんの話
    石田衣良  魔法のボタン 幼なじみ同士がお互いの失恋で傷ついて、ある日突然二人の関係は沸点を迎える?!
    市川拓司  卒業写真   中学時代の同級生 二人の渡辺君をめぐる私の混乱と新しい展開。
    中田永一  百瀬、こっちを向いて 命の恩人の先輩の頼みを聞いて、恋人同士を演じていたのだが、、、、、
    中村航   突き抜けろ  もてない大学生 男二人と適度に付き合っている恋人のいる私の友情。そして愛情を育みたいと感じた瞬間
    本多孝好  Sidewalk Talk 待つことと仕事に引け目を感じて離婚しようとした夫婦に訪れるこれまでの想いと分かれ辛い気持ち
    それぞれがそれなりには面白いが、いつも通りのレベルで書けているのは伊坂幸太郎ぐらい、これは評価B+だと思ったが、他は平均点以下かな。ちょっと残念。それなりの人達が集まっているのだが、、、、

  • それぞれに人気のある男性作家6人が恋愛を綴ったオムニバス。短編集を読んで気に入った「百瀬、こっちを向いて」が収録されていたということで興味を持って詠んでみた。姉の元カレと動物園で再会するところから二組のカップルと姉の関係をコンパクトに描く「透明ポーラーベア」、幼なじみに失恋の痛みを打ち明ける「魔法のボタン」、スタバで9年ぶりに同級生に再会する「卒業写真」、可愛い同級生と恋人のふりをするハメになった冴えない高校「百瀬、こっちを向いて」、電話は週3、デートは週1、ルールを決めて恋愛する「突き抜けろ」、5年の結婚生活の後、離婚を決めて最後のディナーを共にする「Sidewalk Talk」。
     短編なので、それぞれシンプルなシンプルな顛末の小品だが、人気作家達だけあっていずれも上手い作り。初見であればやはり、「百瀬、~」が最も気に入っただろうが、他の作品もなかなかの出来。石田衣良・伊坂幸太郎はやはり上手いし、最後「Sidewalk~」も切ない上に読後感のいい作品で、気持ち良く本を閉じることが出来る。

  • 一番好きな恋愛短編小説。一番最後のsidewalk talkは、購入してから10年弱経った今でもよく読み返しています。

  • 6名の男性作家による、恋愛短編集。
    読んでみてびっくりした。
    どうしてこうも、主人公が野暮ったいのか!!!

    読んでいて少しムカムカしてしまうくらい、不器用でさえない人物が多かった。
    「こんな人絶対好きにならない!」って思った。

    でも、男の人の頭の中を知る、という意味ではすごく良かったのかもしれない。
    勉強になった。

    個人的にお気に入りは、本多孝好さんのSidewalk Talkかな

  • 恋愛短編なんて、日頃あまり手にしないけど、たまには、図書館で借りたのなら 笑、ありかな。
    なんか、ほわっとした内容の話が多くて、読みやすかった。

  • これまで読んだ中で唯一、ハズレのないアンソロジー。
    伊坂幸太郎目当てで読んだけど、本多孝好が一番好きだったな。

  • 【お風呂シリーズ】
    ・アンソロジー(男性作家版)第1弾
    ・男性作家さんを丁寧に知る入口になってくれた本

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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