虎の城(下)智将咆哮編 智将咆哮編 (祥伝社文庫)

  • 祥伝社 (2007年8月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (704ページ) / ISBN・EAN: 9784396333799

感想・レビュー・書評

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  • 歴史が全くわからない私にも十分楽しめる作品。
    関ヶ原の戦いまでは、休む暇もなく一気読みしてしまった。
    関ヶ原の戦いが終わると、少々一息(^-^;
    歴史のわからない私にはただの文字にしか見えず、
    ちっとも進まない・・・。

    何とかその後の束の間の平和を乗り越えるとまたまた波乱万丈。
    一気読みしてしまった。

    時代もの、歴史もの大嫌いだったのだが、この時代の小説を何冊か読んでみたくなった。

    • ひまわりめろんさん
      読む度、歴史小説苦手、苦手って書いてるけど、高評価多いでw
      読んでるのも結構バラエティ感あるのでこれはもう、せーんにゅーかーん!やな
      読む度、歴史小説苦手、苦手って書いてるけど、高評価多いでw
      読んでるのも結構バラエティ感あるのでこれはもう、せーんにゅーかーん!やな
      2024/12/08
    • bmakiさん
      ひま師匠

      この本めっちゃ面白かったです。ほんっと面白かったです。
      ただ、歴史の知識が無さ過ぎて、誰が誰なんだかわからないんです。゚(...
      ひま師匠

      この本めっちゃ面白かったです。ほんっと面白かったです。
      ただ、歴史の知識が無さ過ぎて、誰が誰なんだかわからないんです。゚(゚´ω`゚)゚。

      今治城で藤堂高虎の像見た時感動しましたもん!
      歴史小説面白いものたくさんありますよね!でも苦手ですっ!!。゚(゚´ω`゚)゚。
      2024/12/08
  • 藤堂高虎は主君を7回変えたと評価があまり良くないようですが、時代を読み、流されない生き方がかっこいいと思うな〜。
    自分を評価してもらえるところに転職する!
    現代でも参考にしたい生き方です

  • ほし5

  • 主君の秀保が亡くすところから始まり、関ヶ原、そして泰平の世になるまで描かれています。石田三成との対立から、幕藩体制の礎を築いていくまでの藤堂高虎の功績があります。 大坂の陣までに豊臣方に睨みを利かすために、今治城の土台を伊賀上野城にしたり、篠山城を修築したりしています。家康に大いに認めてもらえるまで時間がかかりましたが、武功だけではなく経営者としての藤堂高虎の姿勢が見受けられます。

  • 高虎の生き方は不況の現代にも当てはまる生き方だよな。
    いわゆる裏切らない武士と在り方から読めば、藤堂高虎の七度の主変えが悪く見えるというのは、終身雇用が保証されていた時代の人間が転職を繰り返す人を悪く見るのと同じ事だと思うよ。
    現代も戦国時代の高虎のように自分を変えていかないと時代に取り残されてしまうのだろうけど、戦国時代と同じくとてつも無く難しい事だと思うよ。
    自分には高虎ほどに変わる事は難しいだろうな… 少し合わせるように変わるぐらいで済ませてしまいそうだね。

  • 藤堂高虎という男の生き様を知ることができました。
    まず最初の見どころは宿敵、石田光成との決着。
    怒りに飲み込まれることなく冷静に自分の牙を研ぎ続けた高虎のあり方がついに光成との決着をつけます。
    しかし決着がついたら実際には怒りよりも相手に対しての敬意を抱き、宿敵だった三成に対して軍の欠点を教授してもらう姿に感銘を受けました。
    また、三成の想い人である綾羽が「三成は本来優しい人間であり、立場上冷酷にならねばならなかった」と高虎に語るシーンも印象深い。
    どのような役職についてもやはり基本的には孤独であり、上に行けば行くほどその孤独感は高まっていく中でこのように理解してもらえる伴侶を得れたことが唯一の救いであったかとも思われました。
    高虎もそのようなことはわかっているが、そのような覚悟ができていない人間が上に立てないこともまた知っており、なんとも物悲しい綾羽とのやりとりでした。
    後半は家康が天下を取ってからの話になり、外様である高虎の苦労や振る舞いを知ることができました。主君家康に対しての気配り、内部の大名達にも気を配り、そして部下への気配りと、とにかく周りに常に気を配っていた高虎。功を立てるばかりでは旧来よりの大名たちに反感を買ってしまうため気を配るが、そうすると部下からはその苦労を知らずに反感を買ってしまう。
    失敗も多々してきた高虎ではあるが、外様であるにもかかわらず家康からの絶大の信頼を勝ち取り石高も減らされることなくお家を栄えさせた高虎は見事としか言えない。これから新しいところで働くようになる自分も基本的には外様になると思われるのでこの高虎を見習って錬成していこうと思いました。
    また、妻を大切にしろという高虎の言葉も響きました。

  • 上巻と同じ

  • 藤堂高虎

  • 藤堂高虎が自分の才能と評価を殺し人の心をよみながら、世間を乗り切るという感じ。自他の成功失敗から心を見つめ直す姿勢は見習いたい。詰まる所は自己執着を捨て目的を達成するということか。

  • 自己変革し続けることによって時代変化の波に呑まれることなく生き残り成長し続けた人生。
    なんだかビジネス本、自己啓発本のようで、現代社会にもそのまま通じるリアリティある成功者の人生という感じ。
    そうだよなぁ、立派だなぁと思う反面、自分がこの時代の人物達に寄せる思い、共感したい気持ちとはズレがある。
    ただ信長~徳川幕藩体制確立までの魅力ある時代のハイライトを見るようなテンポよい小説となっていて物語としてはかなり面白く読めた。
    やはり同じ時代を違う視点で見ていくのは今までの知識にいい感じで肉付けされていく実感があってとてもよかった。

  • 男の仕事!って感じの読みたい、と言ったら勧められた作品

    「風見鶏」と言われてる事すら知らないので
    特に先入観など無く楽しく、時にはドキドキしながら読めました(完全に歴史の勉強感覚)
    常に過去の成功に満足せず時代の流れに沿って自分を変えていくって凄いなと思います
    ただ、その事何回も出て来るから「分かったから…」とちょっとウンザリする事もありました

    高虎の生き方が現代的だからかあまり歴史小説読んでる感じがしませんでした

  • 下巻はいよいよ独立大名としての高虎の人生。
    大和郡山豊臣家が秀保の死によって改易となり、秀吉に再度大名として取り立てられるが、石田三成中心の豊臣政権に限界を見た高虎が如何にして徳川家と緊密な関係になったかなど、小説とはいえ興味深く読むことができた。
    果たして三成がここまで悪意の固まりの様な人物だったかは疑問ではあるが、高虎の行動を正当化する点においては、これも有りか。
    それよりも本作品を読んで興味深かったのは高虎の考え方が現代的な視点で描かれている点。
    秀吉の天下統一事業を間近で見ることで、戦に強いだけでは自分をアピールできないと考えて「土木=築城」に秀でることで存在価値を高めようとする辺りが現代社会と通じるところで共感を感じてしまった。

  • 最初は戦働き、そのあと築城、財政、政治戦略と、どんどん万能になっていく高虎。できすぎかなあとも思うけど、躍進の裏で苦労している面も多く描かれていて、自然に受け入れられる。うまいなあと思います。秀長・家康とのそれぞれの主従関係を丁寧に描いてくれているところも嬉しい。

  • 本書は戦国武将の藤堂高虎を主人公とした小説である。高虎は一般的にはあまり人気の無い武将だと思うが本書ではその評価を見直している。視点は面白いと思う。

  • 高虎公はホントにすごい!人間変わるのは難しいだろうに、彼は時代に合わせてどんどん変わっていっている。自分のこれと決めた主人への仕え方が半端じゃない!!高虎は間違いなく自分が主人だったら仕えてほしい人で、逆に主人として仕えるとしたら絶対いやな人だ。怠け者の私はそう思う←
    高虎の小説読むのは二回目だが、やっぱり同じように働き過ぎだと思った(笑)秀長さんの小説読んでも思ったけどね。
    一つ気になる点、高吉はどうなったんだろう。物語の後半全く出てこないのだが……自分で「節目を通す」と言っていた割には、やはり実子の方が可愛かったんだろうか。

  • 上巻に感想を記載

  • “藤堂高虎”
    家康に信用され、江戸城、駿府城他多くの築城を行った。家康は彼の大局的に物を見れる目を買ったのだと思った。

  • 藤堂高虎の生涯。豊臣秀長は逝去し、大和郡山豊臣家は滅びる。そこには石田三成の影が。三成はかなり冷たい人に描かれている。やがて高虎は徳川家康に味方し、関が原の戦い。そして自らの得意とする築城術で徳川家康に重宝がられ江戸幕府の礎を築く手伝いをする。後半はサラリーマンの渡世術のお手本のような生き方です。見習え。

  • 秀長様大好きな点において、今最も握手したい藤堂さんです。
    別に内府がどうのってわけではないですが、矢張り藤堂さんのベスト・オブ・上司は秀長様であって欲しいのです。
    そこは譲れない。
    何故なら個人的に秀長様が大好きなので。ここ重要。

    西軍厨な身としては、関ヶ原と大坂冬&夏は試練です。
    ついつい精神をすり減らしつつ(誇張)駆け足で読んでしまうのですが、虎の城はその辺りがあまり苦にならずに読めました。
    まあ、秀長様に対する罪悪感的な物を描写されれば……ね!!
    もう納得するしかない。ならば、ヨシ!!と思うしかない。
    そういうフォローに結構救われました。
    嬉々として関東についたわけじゃないよっていう心情見せられたら、頷くより道はないのでした。
    秀長様の有難いお言葉を聞いてしまったら、秀長様信者の身では為す術もないのでした。
    そして、秀長様の包容力と理解力に感服した。

    藤堂さんは変革の人ということで良いんでしょうか?
    自己研鑽怠らないって素晴らしいですよね。新しい要素も取り入れるし、状況に順応出来るのも見習いたいです。
    何に対してプライドを持つか、何に対して価値を見出すか、理解しているのかなと思いました。

    ただ、女性関係が失敗し過ぎかな!!(笑)

  • 『秀長様大好き』な高虎は納得。それにしても三成に対する闘争心があっけなく収まっていて肩すかしな気持ち。したたかで食えない男高虎という勝手なイメージを私は持っているので『正々堂々な男前』ぶりが物足りない感がありました。

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著者プロフィール

作家

「2017年 『左近(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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