天下り酒場 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
3.36
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本棚登録 : 524
レビュー : 76
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396333850

感想・レビュー・書評

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  • 短編でどの話もスムーズに物語に入ることができて
    あっという間に読み終わってしまった。
    他の本も読んでみたい。

  • 短編集。
    とにかく突飛な話が面白すぎる。
    いきなりおじさんが歯を磨かせて欲しいとかってやってきたら、絶対に怪しいでしょ!
    だけど、その話の展開が面白い。
    「ボランティア降臨」は「床下仙人」を思い出した。

    2019.2.3

  • 荒唐無稽でナンセンス、ユニークな短編6作。

    ・天下り酒場
    ・資格ファイター
    ・居間の盗聴器
    ・ボランティア降臨
    ・ブラッシング・エクスプレス
    ・ダンボール屋敷

    個人経営の居酒屋に天下ってきた官僚が、得意な経理を生かしあっという間にチェーン展開をしていったり、現実社会ではパッとしない資格マニアの男の活躍、居間で発見した盗聴器の真意、スーパーボランティアの家庭のっとり、新しい業種に依存症。


    非現実的でありながら、読むほどにリアルにのめり込んでいく原ワールド炸裂の逸品。

    ほぼハッピーエンドなのが心地いい。

  • 居間の盗聴器 がすき。

  • なんとも不思議な短編集。
    不安になったり、ホッとしたり、怖かったり。
    また、他の作品も読んでみたくなる作家さんです。

  • 表題作を含め6つの話が収められた短編集。「天下り酒場」どこにでもある居酒屋に県庁職員が天下る。卓越した事務能力を発揮し、にわか繁盛店に。勢い駆って2号店を出店するも喜ぶのは束の間。そこには「チャンスはピンチ」の言葉通り、悲劇が口を開けて待っていた…。
    何れの話も設定自体は荒唐無稽。どんよりとした日常→好機→絶頂→挫折→再起 という展開を通じて人間の弱さ・哀しみ・狡猾さ・悪どさをあぶり出していく。失笑の伴う一気読み必至のエンタメ小説。

  • 床下仙人に続き読了
    今回もまた風刺が効いてるなぁ
    天下りの構造はどこの業界にも入っていけるし、主婦のボランティア化は床下仙人の男女逆バージョン
    ブラッシングエクスプレスは歯科業界を揶揄してるけど、今は予防歯科を売りにしてるところも出てきたかな?

    ボランティア降臨は世にも奇妙な物語でやってたよね?
    何かの特別編のときに

    全般的にそんな雰囲気の物が多い
    でも、全くの非現実的な設定ではなくて、実現可能なあたりがいいね

  • 「佳代のキッチン」「ヴルスト!x3」で最近お気に入り作者の本ということで読み始めましたが、短編集だと知らずに手に取ったので、表題作読了後に一瞬「あれ?」となりました。

    一作一作はピリッとスパイスが利いた、小粒ながらも面白みのある作品で悪くはなかったのですが、先に上げた2作のような長編の楽しさに及ばなかったかも。

    名前の知らない作者だったら★がもう1つ多かったかもですが、期待していた分ちょっと辛めな感想ということで。

  • 原宏一さんの「天下り酒場」、2007.10文庫化です。「天下り酒場」「資格ファイター」「居間の盗聴器」「ボランティア降臨」「ブラッシング・エクスプレス」「ダンボール屋敷」の6話が収録されてます。解説は書店員の人で「奇想天外小説、ナンセンス・ブラックユーモア・アイロニーのオンパレード」と紹介されてます。歯磨き屋の訪問サービスはアイディアとして面白いなと思います(^-^)実際、歯医者さんで歯科衛生士さんに歯磨きの指導を丁寧に受けていると、アリかなとw。私は、「ボランティア降臨」が面白くかつ恐ろしかったです!

  • 原宏一
    はじめてこの作家を読んだ
    本のオビに「原宏一を読んでない方、ものすごく、もったいない!」と書いてあって手にした。
    たしかに面白い。
    現代世の中を風刺している文章だが、星新一のように奇妙奇天烈ではない。ありそうでなさそうな話。
    ショートショートでそれぞれ面白いのだが、特に
    ”天下り酒場”と”資格ファイター”が痛快
    他にもこの作家を読みたい。

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著者プロフィール

1954年、長野県生まれ。早稲田大学卒業後、コピーライターを経て、97年『かつどん協議会』でデビュー。鋭い風刺とユーモアで描く独特の作風で話題に。07年、ある書店員の熱心な応援で、2001年に文庫化した『床下仙人』がブレイク。09年、グルメのホームレスが人助けをする人情小説『ヤッさん』が、15年には『握る男』がベストセラーになるなど、時代を超えてヒットを連発する人気作家。

「2019年 『星をつける女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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