百まなこ―高積見廻り同心御用控 (祥伝社文庫 は 9-1)

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  • 祥伝社
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感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (371ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396333898

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    南町奉行所高積見廻り同心、滝村与兵衛の活躍の物語です。

    滝村は、高積廻りとして、町屋の者が行きかう河岸やお店前での荷の積み下ろしに違反や乱暴な振舞いがないか、人出の多いところで通行の邪魔になるような荷の扱いをしていないかどうかを見回り、取り締まることを日々おこなっているが。

    定廻りや臨時廻りのように事件の調査や捕縛を役目としてとしていない分、大立回りはなかったが、お店や町屋の様子には詳しかった。このため特命として悪党を容赦なく殺していく「百まなこ」の捜査を年番方与力の大熊正右衛門と定廻り同心の占部鉦之輔(かねのすけ)から依頼される。

    滝村が、調べて行くと「百まなこ」は、悪党について町方の同心や岡っ引きしか知らないような事柄をよく知っているのが分かり、町方の中に居ると思えてくる。岡っ引きの「はぐれの仙蔵」が使う捕縛術が「百まなこ」の武器であることが分かる。

    【読後】
    さすがに長谷川卓(1949年ー2020年11月4日)さんの書き物だけに展開が早く、テンポがよく、滝村同心に引きつけられる。次作を読むのが楽しみです。
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    百まなこ ― 高積見廻り同心御用控シリーズの1作目《文庫本》
    2007.10発行。字の大きさは…小。2022.10.17~18読了。★★★☆☆
    ブックオフで2022.10.15に110円で購入する。
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  • 高積見廻り同心で腕利き
    闇をうまくかわすことができるか?

  • しっかりした文章で、わくわくした。
    深川といえば、浅蜊飯。池波正太郎ばりの庶民的食通と見た。

  • 100

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著者プロフィール

1949年、小田原市生まれ。80年、群像新人文学賞を受賞。81年「百舌が啼いてから」が芥川賞候補となる。2000年には『血路―南稜七ツ家秘録』で角川春樹小説賞を受賞。本書は、一介の部屋住みの身から将軍に上り詰めた吉宗の裏の顔を描いた歴史時代小説の復刊である。著書に「嶽神伝」(講談社文庫)、「戻り舟同心」、「北町奉行所捕物控」、「高積見廻り同心御用控」(すべて祥伝社文庫)シリーズなど。2020年11月、逝去。

「2023年 『運を引き寄せた男 小説・徳川吉宗』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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