遺髪―密命・加賀の変〈巻之十八〉 (祥伝社文庫 さ 6-41)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396334017

感想・レビュー・書評

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  • ラストで

  • 今回は加賀騒動を下敷きにした話、本来の蜜命の姿に戻りつつあります。尤も、今回吉宗の密偵に間違われるのは、武者修行で諸国行脚をする金杉清之助です。前作、「初心 蜜命・闇参篭」 が著者100冊目の本だったそうですが、その後体調を崩されたとか、出版のペースが落ちて心配していました。ようやく 「攘夷」 と 「遺髪」 が出て、佐伯泰英ファンはほっとしています。武者修行で諸国行脚はいい筋立てです。「初陣 霜夜炎返し」 を境に、金杉惣三郎から息子清之助に話が移ってきました。上覧試合 「享保剣術大試合」 も時代小説の定番です。古くは、何回も映画化され、TVドラマになった 「新吾十番勝負(川口末太郎の小説)、大川橋蔵いいです。柴田錬三郎の 「赤い影法師」(寛永の午前試合)、大好きです。

  • 2月-4。3.0点。
    加賀百万石を訪れた清之助。十両で清之助殺害を
    請け負った武士と対決。
    武士には病気の妻が。加賀藩の若手と妻のもとへ。

    今回は清之助メイン。

  • 清之助が主役になって、良い働きをするなぁ。

  • お玉のくだりいいなぁ。

  • シリーズ18巻
    加賀でさし向けられた刺客を返り討ち!
    (人が良いのも程度問題ですが)
    妻へその遺髪を届けようとする清之助であるが
    またも悪人が勝手に自滅する行動をとります

  • 金沢でも息子清之助は色々と時間に巻き込まれちゃうんですね…

  • 初版本

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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