Tengu: 長編推理小説 (祥伝社文庫 し 8-4)

  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396334130

感想・レビュー・書評

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  • KAPPAに次ぐ、柴田哲孝氏の作品。犯人が誰?と言うより、一体何がどうなってるのか?とページが進んだ。最後はえー!えー!で、何か安っぽくなったかな。まさかのネアンデルタール人ですが、さらに!!!でした。

  • ある程度タフで本に読まれてしまわない読者にはおすすめ。天狗というタイトルから安直に神仙ファンタジーを期待していたが、実際内容はえぐかった〜。盲目の主人公が気の毒過ぎてやり切れなかった。ネアンデルタールとの混血、ありえないはずなのに昔はそんな可能性(人体実験)が本当にあったのかな?と訝るほど割とリアルなストーリーだった。
    主人公の周りにはロクでもないヤツしかいない。救いがないのだ。
    最後が気になり、嫌々ながらも読んでしまったがだいぶあとを引いてダークな気分で過ごした。

  • 男の子があこがれる いちいち 格好いい ハードボイルドなんですょ。
    UMA物 のミステリーなんですが……

    ジャック シリーズ(有賀雄二郎シリーズ) の始まり。
    ※めっちゃ端役

    「本って凄いなぁ…読むと新しい事実がわかるだけじゃなくて、新しい考え方ができるようになるんだ。」
    素晴らし一言です。

  • TENGUよりもサエコさんの方が人間扱いされてないような気がして可哀想すぎる。。

  • この作家さんの作品はKAPPAに続いて2作目。
    kAPPAもそうだったけどなんだかなぁって話だった。
    群馬県の寒村で起きた殺人事件だったのに無理矢理ハードボイルドテイストを詰め込んで物語に馴染んでなかったし、なによりも天狗の正体が全然天狗っぽくない。
    だいたいネアンデルタール人てそんなに大男じゃないよね。

  • 最後が残念

  • 寂れた寒村を襲った凄惨な連続殺人事件。
    唯一の犯人の物証である体毛は、果たして人間のものなのか?

    中央通信の道平記者が、26年前の事件を、現代のDNA鑑定などを駆使し、真実に迫る。

    過去と現代の謎が行き来し、更なる謎が深まる。

    果たして、道平記者は、本当の真実にたどり着くことができるのか?

    圧倒的な筆力で、UMAをテーマにしつつ、時代の社会情勢を交えつつ、壮大な謎に迫る本編は、本当にフィクションなのか?


  • 最後にこういう展開が待っているとは思わなかった。面白い!

  • 最後は想像をまったく越えた展開。
    あまりのラストに驚愕。

  • 「山奥の村。人間ではありえない力技の殺人。天狗の仕業か?」


    面白いことは間違いない!

    けど・・・。

    けど、このオチは完全には受け入れることはできへんな〜。

    それを含めても十分面白いだけに、このわずかなモヤモヤが残念。

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著者プロフィール

1957年、東京都出身。日本大学芸術学部写真学科中退。フリーのカメラマンから作家に転身し、現在はフィクションとノンフィクションの両分野で広く活躍する。パリ〜ダカールラリーにプライベートで2回出場し、1990年にはドライバーとして完走。1991年『KAPPA』で小説家デビュー。2006年、『下山事件 最後の証言』で第59回「日本推理作家協会賞・評論その他の部門」と第24回日本冒険小説協会大賞(実録賞)をダブル受賞。2007年、『TENGU』で第9回大藪春彦賞を受賞し、ベストセラー作家となった。他の著書に『DANCER』『GEQ』『デッドエンド』『WOLF』『下山事件 暗殺者たちの夏』『クズリ』『野守虫』『五十六 ISOROKU異聞・真珠湾攻撃』『ミッドナイト』『幕末紀』など、多数ある。

「2021年 『ジミー・ハワードのジッポー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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