深川鞘番所 (祥伝社文庫 よ 4-3)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396334208

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  • 深川鞘番所シリーズの1作目。
    字の大きさは、小。
    この作者の本を読むのは始めて。
    面白い、しかし、字が小さいので読むのに苦労する。
    今後の展開が楽しみな1作である。
    まず深川大番屋の支配役として大滝錬蔵が現れ、錬蔵が配下を集めていく。やる気がなかった深川大番屋(深川鞘番所)の同心4名が動きだし、抜け荷、逃がし屋の事件を解決する。
    この中に、長谷川平蔵が登場するのである、今後の展開が楽しみだ。また、深川芸者のお紋の動きが楽しみだ。

  • その男、頑固者につき―
    彼は曲がったこと、普通に暮らす人たちを
    苦しめる人を許さない人。
    忖度を嫌い、それを曲げなかったがゆえに
    不条理な左遷を言い渡されます。

    だけれども、その曲がったことが嫌いな
    頑固者は墓場と蔑まれるような場所に
    左遷されても変わりませんでした。
    最後まで変わらなかった同心たちも
    彼の真面目な心にうたれ、変わっていきます。

    女性たちの神隠し事件が発生し、
    追っていく錬蔵たち。
    どうやらそこには、とんでもない裏が隠されている
    様なのですが…

    最後が泣かせます。
    でも吹っ切った男は、またたくましいのです。

  • 2022.04.03

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著者プロフィール

1946年佐賀県生まれ。雑誌編集者を経てフリーライターに。ノンフィクション、コミック原作、実録小説を手がけ、映画化、テレビ化作品も多数。2002年「裏火盗罪科帖」シリーズで時代小説作家デビュー。著書に「投込寺闇供養」「深川鞘番所」「朱引き黒引き双つ江戸」「千住宿情け橋」「留守居役日々暦」「渡り辻番人情帖」「新・深川鞘番所」「俠盗組鬼退治」「草同心江戸鏡」シリーズなどがある。

「2022年 『北町奉行所前腰掛け茶屋 迷い恋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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