陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 15375
レビュー : 1000
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396335212

感想・レビュー・書評

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  • この人の軽いタッチが好き。
    重すぎず、軽すぎず、SF過ぎず、日常過ぎず。


    個人的には響野のキャラクターが好きです。
    まわりに実際いたらウザイだろうけど。

    多かれ少なかれ周りにそういう人がいるので感情移入しやすい伏線的なキャラですね。


    このシリーズはずっと続いてほしいですね。

  • 「陽気なギャング」シリーズ第二弾。ギャングを正業とする4人組が、令嬢の奪還に乗り出す。ストーリーの継ぎ接ぎに困ったときの田中頼みの感はあるが、ひかっからず素直に読める。第一弾より面白かった。続きが読みたい。

  • 期待どおり面白かった。
    地球を回す、の続編。またこの4人組プラスαの面々が皆良いキャラで愛くるしい。是非とも読んでみていただきたいデス。地球を回す、では響野が好きでしたが、今回は久遠が好きだな〜。

  • フザケた表紙と「陽気なギャング... 」まで見てこれだ!って「地球を回す」と間違えて先に買ってしまいえらくがっかりしました。しばらく本棚に寝かせてありましたがようやく前作も手に入り、満を持して読了。

    前作で「そう言えば、あいつらどうしてるのかな」と思い出してくれれば、これほど嬉しいことはありません。と著者あとがきにありました。本書では愛すべき四人組のそれぞれの日常が描かれていて、わいわいがやがや喋りながらやっぱり事件に巻き込まれていくしょうもなさが微笑ましかった。前作が面白かった分どうしても新鮮味に欠けてしまいますが、ファンならやっぱり気になる続編、のんびり楽しめればよしとしましょう。

    日常とはいってもそこはさすが四人組。成瀬、響野、雪子、久遠べつべつの短編集でも彼らの特殊能力は健在です。

    響野「木は森に隠せ、って言うだろ。失敗は大失敗に隠すんだ。」

    息を吸う間も見せずお得意の大演説。日本語が通じなければジェスチャーで乗り切る。成瀬の説明にはケチをつけ、解説を引き継ぐやいなや脱線し、除け者にされたと思っては拗ね、痛いところを突かれては開き直り、嫁につれなくされてはアタフタし、都合の悪いことは聞き流す。抜け駆けされると喚くのに指名されると腰をぬかす。とにかく響野は騒がしいw それでも成瀬の過去についてはしゃべらないんだからかっこいいでしょ。

  • 井坂幸太郎の中で最も好きなシリーズです。
    ゴールデンスランバーなんかもすきですが、こっちのほうが気軽に楽しめますよ。

  • なんか、"今 ちょうど読みたかった本" て表現がぴったりなんです。
    すごく面白かったし、こういう軽妙軽快なものをココロが欲してた。
    私、この "陽気なギャング"たちが大好きなんだ。
    一人一人のキャラが絶妙にタってて、特技(能力)にしろ性格にしろ 相当変わっているのに、ナゼか どこか身近で、こんな人居そう。と思わされる。
    重いようなカルいような話が二転三転コロコロと転がり少しずつリンクして最後にはだいたいが全て繋がって「ほぉう」と感嘆してしまう。
    言葉にしてしまうと、いつもの伊坂モノ、とも言えるけど、内容が他の作品よりさらに軽妙でリズム感が良く感じるんだよね。
    前作と同じくらいか、ともするとそれ以上に楽しんで読めた続編でした。
    さらに続編とか出ないかなぁ…

    • kickarmさん
      すみません。コメント、一度消してしまった。
      レビュー読んで、この作品がとても気になり、前作と言うのを調べました。
      早速、図書館に予約済み...
      すみません。コメント、一度消してしまった。
      レビュー読んで、この作品がとても気になり、前作と言うのを調べました。
      早速、図書館に予約済み。伊坂作品、嫌いじゃないですがもう少し“読みごたえ”が欲しいと思ってる所です。楽しみです。
      2011/07/20
  • やっぱり面白い(*^^*)陽気なギャングの続編で、私は前作がかなり好きなのでわくわくしながら読みました!続編だからそんなにじゃない?って人もいましたけど、読み終わった後の爽快感は伊坂幸太郎はすごいな〜って思います(-^〇^-)話はやっぱり前作には及ばないかもしれませんけど、久遠くんと響野さん、響野さんと成瀬さんの絡みはずっと呼んでいても飽きません。続き続きって思いながら読んでました^^!

  • 「陽気なギャングが地球を回す」の続編。前作が気に入ったら読むべき。

  • 伊坂さんの作品の中でも、特に好きなシリーズの1つです。シリーズと言っても2作品しかなく、密かに3作品目が登場する事を切望しています。

    4人の陽気なギャングたち。

    とは言っても成瀬と雪子は性格が陽気とは思えませんが、この2人が居ない事には、このギャングたちの生存率はきわめて低いものになるでしょう・・あ、だからと言って響野先生の、〆たくなるほどのくだらない喋りが不要であるという分けではないんですけどね。

    ようするに、4人が揃って初めて『陽気なギャング』なんだろうなぁ。

    最後のどんでん返しが痛快!!

  • 前作『陽気なギャングが地球を回す』の続編である。俗に言う2(ツー)というやつである。2(ツー)っていうのは正直良いイメージがないのである。1(ワン)が好評だったので2(ツー)が作られるわけだが、この2(ツー)が1(ワン)より面白いものにあまり出会ったことがない。2(ツー)というだけで最初のハードルが上がることも要因か。
    この本作はメインメンバー四人が一人ずつ出てくる四つの短編から始まる。この時点であまり面白くない、というのが正直な感想。やはり2(ツー)の魔物は存在するのだと。
    しかし良い意味で痛快に裏切られることになる。この四つの短編の後にメインメンバー四人が出てくる物語に切り替わるのだが、結合性がないと思わせておいて、短編のエピソードやら登場人物が伏線となって続々出てくるのである。面白みがない短編が実は熟成されていた短編に変わる。短編での何気ない会話が、クライマックスに花開く。流石としか言いようがない。
    これは2(ツー)はさほど面白くないという自分の中の定理を見事に壊してくれた。魅力的な四人のメインメンバーのはちゃめちゃ振り。そしてスピード感と最後まで結末が見えないストーリーはそのままに、おさえるところはしっかりおさえた見事な2(ツー)だと思う。

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著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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