陽気なギャングの日常と襲撃 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 15380
レビュー : 1000
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396335212

感想・レビュー・書評

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  • 陽気なギャングは三つ数えろを読んで、せっかくだからシリーズをもう一度遡ろうと思った。


    バンドが好きだ。
    伊坂氏のあれは、重力ピエロだっただろうか
    「ビートルズは解散しただろ、ボブディランは解散しないぞ。」

    「そりゃ、そうですよ」

    というやりとりが好きで。

    そのバンドの一人一人が、ソロで楽曲を奏でるような軽快さが、好きだ。

    一つ一つの楽器が組み合わさっていって、やがて一つの曲になるような、そういう音楽的な爽快感。

    二人の組み合わせも、これはこれで新鮮で面白くて、つまりどのパートもすべて好きだということで。

    こうして振り返って見ると、9年の間に、伊坂氏はちゃんと腕を磨いていたんだな、と思う。

    比べて、リズムが洗練されている。

    なんかもう好きすぎて
    エンドレスでリピートするみたいに、シリーズをぐるぐる読み続けてしまいそうで、怖い。

    • はるけるさん
      このシリーズは1作目しか読んでなかったのですが、2作目以降も読みたくなってきました。
      このシリーズは1作目しか読んでなかったのですが、2作目以降も読みたくなってきました。
      2018/10/22
    • 大野弘紀さん
      >8fe09cafd04892bfさん

      ありがとうございます。作風と言うか、構成が変わっているので、また違った楽しみ方がありますよ。音楽性...
      >8fe09cafd04892bfさん

      ありがとうございます。作風と言うか、構成が変わっているので、また違った楽しみ方がありますよ。音楽性が変わらないバンドの、ファーストとセカンドみたいな感じです。
      2018/10/23
  • ただただおもろいわ。

  • 地球を回す同様に面白い!
    とにかく「楽しむ」にはもってこいの一冊だと思います。

  • 『陽気なギャングが地球を回す』の2作目。
    ギャング4人組の連作短編が寄り合わさりながら2章、3章へ。今回は前回の失敗を踏まえた銀行強盗をしたはずが、誘拐事件を解決することになり…

    響野さんのセリフと全員の苦笑&総ツッコミが好きすぎて、好きな文を引用しようとすると大変なことになるので自重するくらい好き。がっつり驚きの伏線は少なめだけれど、物語がトントンと転がっていく様は読んでいて気持ちよい。

  • 面白かった!短編も良かった!!

  • すごい期待をしていたが、私の期待以上の作品だった。
    すてきなギャング達、最高でした。
    映画化はどんな感じだったんだろうと気にはなっているが…私の頭の中のイメージとズレてしまうと怖いから観ないでおこう。
    響野が実際に友達でいたら、面倒かもしれない。でもやっぱり愛すべきキャラクター。

  • あかんッ‼️
    面白ろスギるッ‼️

    伊坂幸太郎ワールド炸裂ッヾ(≧∀≦*)ノ〃
    ちょっとずつすれ違い、ちょっとずつ重なり合う、それぞれの日常と非日常…。

    絶妙なニアミスが生み出す、アノ独特の世界観をもう一度ッ✨
    ギャングシリーズの虜です(笑)

  • 楽しかった。やはりこの四人と祥子さんと過ごす時間はとても楽しい。前作が少し顔を出しつつ、前作とはベクトルの違う作品。
    前作が対銀行強盗で決着のつけ方が銀行だったことに加えて、今作は誘拐犯ということもあり、銀行のシーンは序盤のみ。壮大さでいっても、今作の方が劣る。
    それを補ってくれているのは、前作よりもパワーアップした会話劇。それから、舞台がカジノという興奮感と緊迫感。一章で大丈夫かと不安になった反面、最後への繋げ方には感服。誰も成瀬には勝てないのだと、改めて実感する。
    腹の奥底では何を考えているのか分からない彼らに、幾度となく振り回されながら、結局最後は綺麗に収まってしまうショーのような小説。嫌いになれない。
    久遠が憎たらしくなって響野への当たりが強くなっていたのには笑った。

  • 前作の『地球を回す』が面白かったので、続編も期待して読んでみたら、前作よりも面白くて大好きな内容だった。お節介なギャングたちの行動すべてから目が離せない。世界のジョーク集を読んでいるような彼らの会話が本当に大好き。ずっとワイワイと会話を続けてほしいと思ってしまう。とくに、響野と久遠、響野と成瀬の組み合わせの会話(ほとんどがこの組み合わせだけど)が、言い回しやオチが面白くて、何度でも読みたくなる。こういう会話をサラリと書ける伊坂幸太郎さんは、天才だ。

  • 続編。

    解説にある通り、伊坂作品で続編はこれだけ。

    読み応えがあり、伏線は見事に回収され、キャラクターがブレることなく生き生きと躍動している。

    吸い込まれるように読んだ。

著者プロフィール

伊坂 幸太郎(いさか こうたろう)
1971年千葉県生まれの作家。東北大学法学部卒業後、SEとして働きながら文学賞応募し、2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞受賞、デビュー作となる。その後作家専業となり、宮城県仙台市に在住しながら執筆を続けている。2004年『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、同年『死神の精度』で第57回日本推理作家協会賞短編部門、2006年平成17年度宮城県芸術選奨文芸部門、2008年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。同作で直木賞の選考対象となることを辞退したことも話題になった。上記受賞作のほか、『重力ピエロ』、『バイバイ、ブラックバード』、『アイネクライネナハトムジーク』など話題となる作品は多い。代表作も殆どが映画化されている。最新作に『フーガはユーガ』。

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