- Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396335298
感想・レビュー・書評
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レビューは下巻にて
隆慶一郎へのリスペクトが見事詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
楽しめた。関ヶ原の合戦前後の関東の事情に疎く、知らないことも多かった。その当たりの事情がよく説明されていた。ただ「風魔」という集団をもっと掘り下げて欲しかった。下巻に期待しよう。
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風魔中巻を読み終え、少し中弛みがあるかと思ってましたが、そんな事はなく楽しめました。
あの人との仲が進んだり、対手方と決着が着いたり着かなかったり、また関ヶ原の戦いが起こったりと飽きさせない感じで読了。
遂に下巻へ突入です。
2022/7 -
風魔外伝を読んで、再読。
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服部半蔵が死に、徳川忍びは柳生又右衛門が束ねることに。その又右衛門率いる徳川忍び衆(伊賀組、甲賀組、鎌切組)、かねて宿敵の湛光風車、一匹狼で技の冴える唐沢玄蕃、大阪弁に味がある曾呂利新左衛門、神崎甚内、小太郎を慕う女忍びの笹箒、笹箒を執念深く狙う梓衆首領の沙邏など、個性あふれる忍びが繰り広げる暗闘。その中でも、小太郎のひょうひょうとしたキャラクターが光る。後に災いをもたらすであろう玄蕃の命を助けるなど、じれったい感じもするが・・・。
下巻ではいよいよ徳川忍びと風魔の決戦。 -
宮本昌孝著「風魔(中)」を読みました。
風魔一族を率いる風魔小太郎が活躍する第2部です。
この巻では、関ヶ原を中心に豊臣と徳川との争いの中で、風魔としての生き方を貫いて戦い抜く小太郎が描かれています。
政権争いの闘いから身を引き、平和に暮らそうとする小太郎たち風魔を豊臣も徳川もそっとしておくわけはなく、否が応でも争いに巻き込まれてしまいます。
そして敵も次々に変わり、服部半蔵が失脚し、ついに柳生又衛門(のちの宗矩)が登場します。
下巻はいよいよこの柳生との戦いが描かれるようです。
そんな戦いの中で、小太郎を慕う笹掃との愛も描かれ、まさに血湧き肉踊る時代活劇になっています。
下巻も楽しみです。 -
物語は中盤だけど、まったくだれることなく楽しめるのは、唐沢玄パとかソロリとか、あと柳生とか半蔵とか、それぞれのキャラがしっかりたっていて、なおかつそれぞれに魅力的だからか。
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2011/11/25読了
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2/27-3/3
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戦国時代、秀吉、家康、伊達政宗らの覇権争いを陰で支えた超人的な戦闘能力を持った忍者部隊の暗闘を描いた痛快時代小説。
豊臣秀吉の間諜機関は統帥・曾呂利新左衛門。真田最強の忍者・唐沢玄蕃。海賊・神崎甚内。家康の腹心・伊賀の服部半蔵や、本巻で初登場の柳生宗矩。そしてとりわけ超人的な風魔の小太郎。
表の歴史は史実そのままに、裏にこういう世界があったかもしれないという、まさにフィクションならではのお楽しみです。
(2009/12/8)
著者プロフィール
宮本昌孝の作品





