雷神 風の市兵衛 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 236
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396336011

作品紹介・あらすじ

内藤新宿開宿以来の老舗磐栄屋が窮地に陥っていた。不当に立ち退きを命じられた挙句、主天外と跡取り息子が何者かに襲われたのだ。そんな最中、風のように一人の男が現われる。"算盤侍"唐木市兵衛である。つぶさに現状を調べた市兵衛は、新宿進出を狙う豪商と鳴瀬藩の陰謀と看破する。主の娘とともに店を救う秘策とは?時代小説に新たな風が吹く、大好評の第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • 全巻に続き今回も面白い。こらハマるのがわかる。
    時代劇によくある典型的なストーリーなのだが
    話の運びがうまいのか、登場人物の描写がうまいのか
    ワクワクテカテカがずーっと続き、飽きない。

    話の筋は予想できるが、予想を上回る面白さ。
    次巻も期待大。

  • それぞれの登場人物の生き様が交錯し、生き生きとしていて、読み応えがありました。
    やはり、唐木市兵衛はしなやかで強い。
    気持ちが晴れ晴れして、日常を忘れられます。

  • 風の市兵衛シリーズの第2弾。
    もう私の脳内では、市兵衛さんは堺雅人さんでしか再生されない。
    市兵衛さんの活躍ぶりを安心して楽しめる作品。

  • 男意気

  • 30年6月11日読了。
    風の市兵衛シリーズ第2弾。
    渡り用人の唐木市兵衛が、商家磐栄屋に雇われる。裕福な商人達の他人を見下すいやらしさ。それにひきかえ、定町廻り同心渋井や、弥陀ノ介が、良かった。そして何より天外の生き様の格好良さ。
    また、次を読んでみようかな。

  • 超短期で奉公先を変えるんですね。

  • 平成28年1月4日読了
    面白かった
    痛快時代劇
    あまり悩んだりせず読める

  • 風の市兵衛シリーズ第2弾。
    今回は内藤新宿の磐栄屋に雇われた市兵衛。不当に立ち退きを迫られて家の者が襲撃されるという窮地の店を助けて陰謀を看破する。
    安定のエンタメだが、市兵衛が算盤より用心棒として目立っているのがちょっと残念。
    磐栄屋主人の天外が市兵衛より存在感があり、この人の一代記だけで一冊書けるのではと思った。

  • 算盤侍ますますおもしろくなってます。

  • 少し読みづらいところもあったけど・・・
    なかなか良かった。
    場所とか風景とかがちょっと苦手なのです。
    (わたしが)そういう部分が多くてね^^;

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著者プロフィール

(つじどう・かい)
1948年高知県生まれ。早稲田大学第二文学部卒。出版社勤務を経て作家デビュー。「風の市兵衛」シリーズは累計200万部を超え、第5回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞、ドラマ化でも好評を博した。著書には他に「夜叉萬同心」シリーズ、「日暮し同心始末帖」シリーズ、単行本『黙(しじま) 』など多数。本書は講談社文庫初登場作品『落暉に燃ゆる 大岡裁き再吟味』に続くシリーズ第二作となる。

「2022年 『山桜花 大岡裁き再吟味』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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