- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396336042
作品紹介・あらすじ
「ミステリー・ツアーの目的地で待っている」駆け落ちする二人の恋人に、同じ内容のメールが届いた。行き先は、樹海の奥、作家が家族を惨殺したと伝えられる山荘。ツアー客が一人、また一人と樹海の闇に消えてゆく中、恋人が待つ目的地へ辿り着けるのか?そして山荘の固く閉ざされた一室で待つものとは…。仕掛け満載、心拍数急上昇のサスペンス・ミステリー。
感想・レビュー・書評
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表と裏、両方から読めたり袋綴じがあったりと普通の小説とは違うカラクリがあってそういう新しい試みは認めるけどただそれだけ。
物語の内容は正直くだらなかった。
別にたいした仕掛けも無いし、結末も何だそれって感じで。
これで内容がもう少しまともならもっと楽しめたんじゃないかなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
推理小説なんだけど、作者の遊び心というのか本全体ヲ使って楽しませてくれる。
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著者の作品は好きでよく読んでるけど、この本には少しがっかり。装丁が面白い試みだっただけに尚更…。今までに読んだ叙述トリックを扱った作品からの流れで、期待が大きかった、ということもある。折角なら大掛かりなトリックを仕掛けて欲しかった。うーん。
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内容はまずまず楽しめた。
面白い試みだとは思うけど、袋とじにする必要を感じない。
1章を生存者、2章を殺人者、3章を206号室として普通に並べても、問題ないと思う。
なにより、不器用な自分には、袋とじが頑丈すぎて・・・
ページを少し破いてしまい、心中おだやかではない。 -
前と後ろから読むようになっており、最後にここを読めと袋とじになってます。
評価できるのは、凝ったつくりだけです。
なんの盛り上がりもなく、驚きもありません。 -
引き離された恋人と再開するために参加した行き先不明のミステリィツアー。その行き先は樹海の奥にある、無くなった小説家が住んでいた洋館。
その洋館には、小説家は気を違って家族を惨殺したという伝説が。
離ればなれになった二人の目線から樹海の恐ろしさやツアー参加者の異常性を描く。
果たして二人は再開できるか。 -
凝った装丁の割には内容はあっさり。
わざわざこんな装丁しなくても良かったんちゃうかな~ -
趣向としては面白かったのだけど、結末が正直イマイチかなあ。あっさり犯人が分かっちゃうし。
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これぞ定番、といった推理小説。私はこういうこてこてな推理小説好きだけど、レビューでの評判は今いちやったみたい。
私はこれ読んで折原さんの本もっと読んでみたいと思ったけどなぁ
20101208