百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫)

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  • 祥伝社 (2010年8月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (280ページ) / ISBN・EAN: 9784396336080

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

心に残る青春の恋物語が描かれたこの作品は、四つの短編から成り立っています。主人公は自称「人間レベル2」の高校生で、彼の成長と恋愛模様が描かれる表題作では、偽装カップルとの微笑ましいやりとりが楽しめます...

感想・レビュー・書評

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  • ブクログの評価を元に、大量にAmazonでポチった。
    知らんうちにたくさんポチってた(笑)
    多分酔っ払いの時の私がやったのだろう。。。
    何故この作品を買ったのか、全く記憶が無い(-。-;


    今日は娘に誘われて、仕事の休みを合わせてディズニーシーに行ってきた(*^▽^*)
    幸せだ。幾つになっても楽しい。
    ばばあでも猛烈に楽しい。。。


    浜松から新幹線で東京に行ったわけだが、行き帰りの時間でちょうど読み終わった(^^)

    短編じゃーん、時間かかるかなぁ。。。って思ったが、最初の作品から面白い。
    心掴まれた。

    表題作、百瀬、こっちを向いて。
    人間レベル2のどインキャ男が主人公。
    まるで私じゃないか!わかる、わかる、わかるよーーー(笑)
    そんなどインキャ男が、かっこいい大先輩のお願いを聞くことになるのだが、、、


    2作目のなみうちぎわ
    背表紙には恋愛小説集と書いてあるのだ、この作品は単なる恋愛では終わらない。
    高校生の頃、小学生の男の子の家庭教師をしていた姫子だが、ある日水難事故に遭い、意識不明になる。
    これはちょっとミステリ要素ありますね(^^)
    これもなかなか良かった。


    3作目はキャベツ畑に彼の声
    黒いセルフレームのメガネの26歳男性国語教師を意識してしまう小林。
    バイトでテープおこしをした際、ある事に気づいてしまう。
    これも良かった(*^▽^*)
    えー、そっちーーー!?なるほどー。


    4作目小梅が通る
    これが一番好きだった!
    春日井柚木は実はとても可愛いのだが、ブスメイクをして目立たないよう、地味な友達と、クラスの底辺で大人しく学校生活を送っていた。
    休みの日、ブスメイク無しの時に同級生に遭遇してしまい、、、
    こういうの大好き。
    外見じゃなくて、内面重視なの、最高(*^^*)

    最後にいい気分になった時、新幹線が浜松に到着した。

    ディズニーは最高だし、帰りの読書も最高で、気分もかなり上がった1日になった(*^o^*)

  • 〝成瀬”の次に”百瀬”を読んでみた
    なんだか面白い、面白いヾ(´ε`●)ノ♪
    好き好き、こういうの♡
    笑いあり、甘酸っぱい爽やか青春恋物語
    ベタ甘ではなく面倒臭くないヤツ
    学生時代のあの頃を思い出して、頷いたりニヤニヤしたり、あっという間の楽しい読書タイムだった


    四編からなる

    まず『百瀬、こっちを向いて。』
    表題と同じ、これが一番面白かったかなあ
    不器用で自称人間レベル2の高校生相原君と、偽装カップルのお相手百瀬さん
    そして、憧れの美男美女で人間レベル90の先輩カップルとのWデート
    まだまだ精神的に幼い相原君とおませでちょっと気の強い百瀬さんのやりとりが、ほろ苦くもあり微笑ましい
    もっと話が続いて欲しかったのにと、私にしては珍しく思った

    二編目『なみうちぎわ』
    事故から五年間意識がなかった姫子が目覚め、世話して来た年下の男の子小太郎の存在に意識し始める

    三編目『キャベツ畑に彼の声』
    副業が国語教師である本田に惹かれていく女子生徒久里子の淡い恋のお話

    四編目『小梅が通る』
    これも面白かった
    ブスメイクしていつも目立たぬ様ひっそりと高校生活を過ごしたい柚木
    このブスメイクの仕方がちょっと
    笑(〃>З<)ぷぷぷ
    人は外見か内面かっていう話になるのだが。。。


    今読んだばかりなのに、もう一度読みたくなった

    『百瀬、こっちを向いて。』ってタイトルも好きだな
    読むまで百瀬は男の子だと思っていたけれど

    著者の作品は『暗いところで待ち合わせ』(乙一さん)しか読んだことがなかったので、こんな作品も書くとは知らなかった

    是非とも違う作品も読みたい⁽⁽(◍˃͈꒵˂͈◍)⁾⁾⤴⤴

    • ハッピーアワーをキメたK村さん
      1Qさん、『百瀬、こっちを向いて。』ってタイトルからして好きです
      でもノボルが呼んだら、百瀬は野良猫のような目で振り返るんですよね笑
      オモシ...
      1Qさん、『百瀬、こっちを向いて。』ってタイトルからして好きです
      でもノボルが呼んだら、百瀬は野良猫のような目で振り返るんですよね笑
      オモシロ〜
      恋愛ものから読んでみようかと思います
      しかし山白朝子は知らなんだ、知らなんだ…
      2024/02/25
    • どんぐりさん
      こんにちは(^^)

      この本は家で大人しく積本になってます笑
      ぐっすり眠ってます笑

      でもレビュー見て思い出しました!
      図書館本たちが落ち着...
      こんにちは(^^)

      この本は家で大人しく積本になってます笑
      ぐっすり眠ってます笑

      でもレビュー見て思い出しました!
      図書館本たちが落ち着いたら読みます!!
      2024/02/27
    • ハッピーアワーをキメたK村さん
      どんぐりさん

      おはようございます(^O^)

      ブクログで面白いと話題になっていたのを思い出して、読んでみました
      実は我が家も娘の本棚に積読...
      どんぐりさん

      おはようございます(^O^)

      ブクログで面白いと話題になっていたのを思い出して、読んでみました
      実は我が家も娘の本棚に積読されていました
      なんと勿体無い!
      面白かったですよ〜(*≧∀≦*)
      ぜひぜひ♡
      2024/02/27
  • なんも、密かに流行している乙一まつりに参加しようなんて、気持ちはサラサラなくて、単に古本屋の本棚に白い背表紙が目立っていた、だけ。

    文庫本では、中田永一紹介に、本書がデビュー作とある(発行当時は未だ覆面作家中)。初中田永一、初(小説としては)乙一。そうか、中田永一って、こういう作風なんだ。デビュー作には、作家の資質のほとんどが出てくる。

    ⚫︎そうか、「百瀬、こっちを向いて。」の台詞をそのタイミングで出すか。テクニシャンだよね。

    ⚫︎「なみうちぎわ」、そうか、一応恋愛小説っぽい話だけど、ミステリなんだ。

    ⚫︎「キャベツ畑に彼の声」、そうか、これはまるまる和山やま「女の園の星」のパクリだ。じゃない、「女の園の星」がか!

    ⚫︎「小梅が通る」そうか、キュンキュンさせるという恋愛小説。確実に確信犯だ。

    だとすると、
    ぼくはまだ誰も気がついてないことに気がついてしまった。

    百瀬たちは「刑事ジョン・ブック 目撃者」を、いつ観たのか?公開は1985年である。という事は8年後の現代パートでも1993年という事になってしまう。携帯出てこないから、多分確定だ。
    その次の話は、1997年と2002年が交互に描かれる。初出は2006年である。
    次の話では、PHSへの買い替えや、テープのダビングが描かれる。おそらく90年代終わりだ。初出は2007年である。
    その次の話は、サティが主な舞台になる。しめしめ、時代がわかるぞ、と思ったら、2006年イオンに統合されるまで細々と続いていたらしい。「ナルト」も99年から14年まで連載しているので同定できない。でも多分2000年代前半である。初出は2008年である。

    つまり、長くて10数年、短くて4年前のお話を作っているのである。「花束みたいな恋をした」が最初から過去譚として描かれたように、キュンキュン譚は過去譚として描かれないと、リアルにならない。何故ならば、今現在、隣の若者がキュンキュンされたら、とても見ようという気にならないからである。それを見越して中田永一は確信犯として恋愛小説を作った。計算づくのテクニシャンと彼を呼ぼう。

    • 土瓶さん
      クマさん。
      「なんも」に意味があってよかったです。
      いつかの「しそて」のような悲劇がまた起こるのかとひやひやしました(笑)
      クマさん。
      「なんも」に意味があってよかったです。
      いつかの「しそて」のような悲劇がまた起こるのかとひやひやしました(笑)
      2023/05/22
    • kuma0504さん
      土瓶さん、
      勉強になります。
      確かに他にもいろいろ技巧を使っていそうですね。

      ちなみにハリウッド式シナリオを参考にしていると書いていたのは...
      土瓶さん、
      勉強になります。
      確かに他にもいろいろ技巧を使っていそうですね。

      ちなみにハリウッド式シナリオを参考にしていると書いていたのは(ちょうど今読んでいる途中なんですが)「ミステリの書き方」というオールスターの短文集に有るのだと思います。
      2023/05/22
    • kuma0504さん
      土瓶さん、
      いや「しそて」にしないように今さっき一生懸命取り繕いました(^^;)。
      土瓶さん、
      いや「しそて」にしないように今さっき一生懸命取り繕いました(^^;)。
      2023/05/22
  • 乙一氏の作品は大好きで、
    「箱庭図書館」以降、
    もう著者の恋愛もの読めないのかなって
    思ってたいたので、
    この、切な優しい物語にまた出会えたことが
    素直に嬉しく思った。

    著者独特の優しさが本当に大好きです。

    感動も、笑いも、少しの驚きもあり
    終わってしまうのが悲しくなりました。

    • ニセ人事課長さん
      キョーさん

      こんばんは。
      「百瀬、こっちを向いて。」読みました。
      こちらもなかなか良かったです。
      レビューも書いたので、また見て...
      キョーさん

      こんばんは。
      「百瀬、こっちを向いて。」読みました。
      こちらもなかなか良かったです。
      レビューも書いたので、また見ていただければ幸いです。
      2022/12/27
    • キョーさん
      ニセ人事課長さん

      こんばんは。

      星の数に関係なく、まず読んでくれたことが
      素直に嬉しく思います!!

      私も「小梅が通る」の友達2人がとて...
      ニセ人事課長さん

      こんばんは。

      星の数に関係なく、まず読んでくれたことが
      素直に嬉しく思います!!

      私も「小梅が通る」の友達2人がとても
      重要であり、ストーリーを素敵にする
      存在だなって思いました。

      いつもいつも、丁寧なレビューありがたいです!笑
      2022/12/28
  • 少し前にブク友さん達が次々にレビューをあげていて、読みたかった一冊。
    著者の本は「くちびるに歌を」「吉祥寺の朝日奈くん」に続き3冊目ですが、これが一番好き!!

    4つの短編が収録されていて、どれも自己肯定感の低いタイプの高校生が主人公。
    自分のことを“人間レベル2”と自虐したり、教室の中で存在を消したり…
    そんな彼らの甘酸っぱい恋愛体験は、切なくてちょっと苦しいのです。

    まず、表題作「百瀬、こっちを向いて。」
    の最後の一文に、ズキューンと胸を撃ち抜かれました。
    うわぁ~、なにこれ?
    最高なんだけど!?

    そして、4編どれも終わり方が良い。
    読者がその先を想像してしまう。
    余韻を楽しむ時間がまた胸キュンなのです。

    また、主人公の友人達も存在感がある。
    特に不可欠なのは「百瀬、こっちを向いて。」の田辺くんでしょう。
    あと「小梅か通る」の松代さんと土田さん。
    優しさと友情には思わず涙が溢れます。

    この4編のテイストを、
    「ソーダ水のような、ちょっぴり刺激のある、爽やかな甘味」
    と解説の瀧井朝世さんが表現していますが、まさにその通り!
    またまた青春時代に戻れた読書時間でした❥❥(⁠´⁠ε⁠`⁠ ⁠)

    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      ホント!ホント!
      確かに。うん。うん。

      素朴な感じが、似合ってますね、この装丁〜☆彡✧好きだわ〜


      ホント!ホント!
      確かに。うん。うん。

      素朴な感じが、似合ってますね、この装丁〜☆彡✧好きだわ〜


      2023/06/20
    • あゆみりんさん
      あおい、こっちを向いて。

      いいですよねぇ♡
      面白さと切なさも入って青春具合が絶妙なんだよね、よく登場する自称人間レベルの低い子達が愛くるし...
      あおい、こっちを向いて。

      いいですよねぇ♡
      面白さと切なさも入って青春具合が絶妙なんだよね、よく登場する自称人間レベルの低い子達が愛くるしいです。

      ブックオフで文庫買っちゃえばいいです、私みたいに。
      2023/06/20
    • aoi-soraさん
      あゆみ、こっちを向いて。

      ブックオフ行こっかな❥❥
      あゆみ、こっちを向いて。

      ブックオフ行こっかな❥❥
      2023/06/20
  • 購入理由は、初読み作家さんだった&有名作品
    とても良かった\\\\٩( 'ω' )و ////
    ビックリ仰天した事が2つ。

    まず1つ目。
    百瀬、こっち向いて。長編作品だと思っていたこと。
    目次みて、次のタイトルの話にいくと、登場人物変わる!? え?と思い裏表紙見ると、小説集とあり。四つの物語_φ(・_・

    四つとも、素敵なお話、全部良かった!!
    百瀬、こっち向いて。
    なみうちぎわ
    キャベツ畑に彼の声
    小梅が通る

    切ないような、最近そんな気持ちなることないなあと思ったり。登場人物を応援したくなる気持ち!
    これは良かった!読んで良かった〜

    ビックリ仰天2つ目。
    (これ、ちょいとブグログの皆様に怒られる、もしくは呆れられそう笑)

    中田永一さんと、乙一さんが、同じ人物と、私まったーく知らなかった、、、!(◎_◎;)
    ちらほら名前が出るけど、あんま気にしないでいた、なんとなんと。
    大変申し訳ありません。。
    Wikipedia検索。
    他にも名前知ってる作品たくさん書いているー。
    チェックチェック、また仕入れてしまいそう。

    解説の方が、チョコレートのベタものではなく、ソーダ水。上手い!コテコテの恋愛小説ではない。

    なんか、こんなシーンなら、私も惹かれちゃうだろうなあーと思わせる絶妙な書き方。純でしたね。
    綺麗な気持ちになれます!
    中田永一さん、ありがとうございます♪♪

    • 土瓶さん
      でも「百瀬ー」から入られると少し心配ですよね。
      中田永一さんはともかく、別名義では怖かったりグロかったりする作品も多々あるので、適切な用法...
      でも「百瀬ー」から入られると少し心配ですよね。
      中田永一さんはともかく、別名義では怖かったりグロかったりする作品も多々あるので、適切な用法と用量を守って(?)お読み頂ければ、と思います。
      2023/04/05
    • 1Q84O1さん
      なんなんさん
      バトンはですね、乙一さんの作品が良いからどんどん他の方に繋がっていくんですよ♪
      ブーメランはですね、自分のところに戻ってきて乙...
      なんなんさん
      バトンはですね、乙一さんの作品が良いからどんどん他の方に繋がっていくんですよ♪
      ブーメランはですね、自分のところに戻ってきて乙一作品がやめれなくなるんですよw
      詳しくは、あゆみりんさんの「失はれる物語」のレビューを参照してみてください(^^)
      おもしろいですよ!w
      2023/04/05
    • なんなんさん
      みなさん、おはようございます!
      バトン、ブーメランの解説もありがとうございます。
      私完全に受け取ってしまってますねえ(╹◡╹)♡
      布教や増殖...
      みなさん、おはようございます!
      バトン、ブーメランの解説もありがとうございます。
      私完全に受け取ってしまってますねえ(╹◡╹)♡
      布教や増殖も面白いっ!

      乙一さんって凄いですね。
      色んなジャンルかけるってことかー、
      みなさんの本棚拝見させていただきます★
      2023/04/06
  • 図書館から本が押し寄せているのに、ここで中田さんを読んでる場合じゃないのに、我慢できずに読んでしまいました。
    本当は「朝比奈〜」を読みたかったけど売ってなかったから、「百瀬〜」を10年振りに。

    本当だっ、全四話とも嘘をついたりつかれたり。
    中田さんて“甘酸っぱい青春物語”ってだけじゃないんですよね。
    自虐的な登場人物たちが面白く愛しい。
    会話のやりとりの面白さや、心の声がリアルなんだけど重たすぎない、そういうところが好きです。
    みずみずしさをとても感じるのに、淡々と時間が進みシュールな雰囲気が堪らない。
    「ウソカノ」をまた読みたくなってしまった。

    漢字とひらがなの使い分けがとても気になるけど、発声の強弱?重軽?漢字だと堅過ぎる? ???
    百瀬、こっちを向いて。
    さり気なくてとっても良い〜ここで言うのね〜
    「なみうちぎわ」の取り戻せないものの大きさがすごい、小太郎よ 日の当たる道を歩くんだぞ…

    作中に出てくるテープ起こしをやってみたいと思ったけど、聴くのは好きな声や話し方とは限らないし、考えれば考えるほどイライラする自分しか浮かんでこなかったので却下。

    • 1Q84O1さん
      あゆみりんさん
      本が押し寄せているところ、今度は「朝比奈〜」を見つけてキュン♡してくださいねw
      あゆみりんさん
      本が押し寄せているところ、今度は「朝比奈〜」を見つけてキュン♡してくださいねw
      2023/06/11
    • みんみんさん
      中田キュンイチ♡
      夏キュンですよ(〃ω〃)
      ちょっとホラーも読みたいけど……
      中田キュンイチ♡
      夏キュンですよ(〃ω〃)
      ちょっとホラーも読みたいけど……
      2023/06/11
    • あゆみりんさん
      そうかっ!読むべきタイミングだったのかっ(っ ॑꒳ ॑c)
      夏のキュンイチは良いですね(⸝⸝ .ˬ.⸝⸝)
      海なんて何年も行ってないけど、な...
      そうかっ!読むべきタイミングだったのかっ(っ ॑꒳ ॑c)
      夏のキュンイチは良いですね(⸝⸝ .ˬ.⸝⸝)
      海なんて何年も行ってないけど、なんか行きたい気がします。
      流木拾って、焚き火してさっ、きれいな貝殻探して…(⌯¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)
      2023/06/11
  • 中田永一、恋愛アンソロジー4編。
    偽装の嘘。偽証の嘘。擬装の嘘。扮装の嘘。
    若い彼らが、本心を隠す為、選んだ擬態。
    各短編、苦しくなるような、ほのかだけど確かな恋模様。ミステリー的な仕掛けまで入れ込んで、楽しませていただきました。
    個人的乙一系統過去一小説。

    一応、「百瀬、こっちむいて」の、ノボルは、D瓶さん仕立で読んでみました。

    • おびのりさん
      私、テープ起こしやってみたくなってしまった。
      私、テープ起こしやってみたくなってしまった。
      2023/03/07
    • あゆみりんさん
      過去一って聞いてしまうと、読みたくなってしまいますね(*´艸`*)

      ほとんど覚えていないので、嘘の内容が気になっています。
      過去一って聞いてしまうと、読みたくなってしまいますね(*´艸`*)

      ほとんど覚えていないので、嘘の内容が気になっています。
      2023/03/07
    • 土瓶さん
      キャベツ畑で~♪
      キャベツ畑で~♪
      2023/03/07
  •  本作は2008年刊行、中田永一さんのデビュー作(乙一さんデビュー12年後?)とのこと。同一人物の名義違いデビュー作、ホラーと恋愛の違いや如何に! と勝手な興味・関心で手にしました。

     本作には4つの短編が収められており、全部独立した作品として楽しめます。共通点として、主人公が高校生であること。それも目立たず自己肯定感の低い人物だということが挙げられます。なので、若い読者からみると自己投影しやすく共感度も高いのではないでしょうか? 青春が遠い過去の読者(おい、差別だろ!)でも瑞々しく〝映える〟気がします。
     また、ひらがな表記が多いのも特徴で、若者対象の読みやすさへの功を奏しているとは思いますが、それ以上に文章表現のやわらかさと繊細さが伺えます。
     さらに、ミステリー的な要素や斬新な設定、驚きの展開もあり、乙一さんっぽさを感じさせてくれる場面もあります。これらと、高校生の淡い恋愛感情の揺らぎ表現の巧みさが相まって、いわゆる、単なる恋愛ものとは一線を画していると感じました。
     そうです。安心してください! この恋愛小説、甘過ぎないんです!

     というわけで、中田永一さんのデビュー作は、乙一さんのデビュー作に負けず劣らずの素晴らしい作品でした。と言うか、名義違いによる作品を、変に勘ぐったり詮索したりするべきものではなく、ミステリーやホラー小説も恋愛小説も、2人の書き手として名手であることに間違いなし! ですね。

    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      こんばんは~(^^)
      お返事ありがとうございます!!

      そうですね~(^^)今のところ……私は乙一さんや、絵本などにハマっていて楽しくやって...
      こんばんは~(^^)
      お返事ありがとうございます!!

      そうですね~(^^)今のところ……私は乙一さんや、絵本などにハマっていて楽しくやってます~♪☆彡

      私は、いろんな作家さんや、本などもよくわからないので、皆さんのレビューや、本棚を参考にさせていただいて、本選びしていまして。
      ブクログやっていて良かったあ、と凄く思ってます~♡
      お陰さまで…ラジオやクジラに関する本もたくさんあるのも知りましたし…(^^)!!どんどん読みたい本が増えていってるのは、私も同じですね~。読むのが遅いので、気持ちばかり…焦っています。でも自分のペースで楽しんでやっていこうと……思います。

      今のところ、乙一さん数冊続けて読んだりしているんですけれど。前から図書館予約している他の作家さんのも、いつ回ってくるかわからないので…ゆるゆるな感じなんですよね~(笑)

      少しずつでもこれから、いろんな作家さんやたくさんの本を、幅広く読んだりも、できるようになりたいと思っています~
      ありがとうございます♪

      ありがとうございました(^ー^)
      2023/05/03
    • NO Book & Coffee  NO LIFEさん
      本当に本が好きそうな、素直なレビューに癒されます。
      よいGWを〜(^^)
      本当に本が好きそうな、素直なレビューに癒されます。
      よいGWを〜(^^)
      2023/05/03
    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      は~い(*´∇`)
      本と、珈琲さんも、良いGW をお過ごし下さい~♪
      は~い(*´∇`)
      本と、珈琲さんも、良いGW をお過ごし下さい~♪
      2023/05/03
  • 高校生たちが主人公の、とてもみずみずしい恋愛小説集でした。
    登場人物たちそれぞれの立場を、こんなに生き生きと鮮やかに描けるなんて。
    これは傑作だと思う。胸キュンしちゃいます。
    文章の構成が素晴らしくて、面白くて、一気読み間違いなしです。

    読み終わって印象に残ったのは、「百瀬、こっちを向いて。」のノボルの友人の田辺と、「小梅が通る」の柚木の友だちの土田さんと松代さん。
    ほんとにいい子たちだよねぇ。友人にかけられた言葉は一生心に刻まれるのだから。
    宝物掘り当てたみたいに感動しちゃいました。
    私、純粋無垢な感じのこの子たちのこと、絶対忘れないと思う。

  • 短編4編、どの話も濃縮されていて素晴らしい。読後感も爽やか。かなりよかった。

    第一印象は大事だけど、人としてのつきあいがあって、いろんなことに気づく。甘酸っぱい。

  • 「吉祥寺の朝日奈くん」を読んだ勢いで、こちらのデビュー作に行ってみる。

    表題作は、自己肯定感が低く教室での存在感も薄いノボルが、ある事情で百瀬という美少女と学校の中だけ付き合っているふりを始めて…というお話。
    話の行き先は想像がつくのだが、そこに行き着くまでの、自分の気持ちを計りかね、自分の心を否定したり、否定できない感情に苦しんだりというノボルの姿が、何と言うか、かわいらしい。
    そんなノボルに対して自分の心に素直に向き合うように背中を押してくれる、地味仲間の田辺くんがナイス。
    最後に明かされるほおづきの花言葉がちょっとしたサプライズ。
    作者の地元を舞台に展開するお話は、私も近くに住んでいたので、舞台の雰囲気はよく知れた。(久留米の高校生はあんな風には喋らないけどね)

    続く、海での事故から5年間も意識がなかった女性が目覚めるところから始まる「なみうちぎわ」とテープ起こしのバイトから覆面作家の正体に気がつく「キャベツ畑に彼の声」も、人付き合いが苦手で一人で学校生活を送っている女子高生が主人公。
    それぞれの事情から深く関わらざるを得なくなった人が身近な人になっていくに従って自分の心に起きる感情に戸惑いながら、その正体に気づいていく、こちらも切なさ一杯のお話。
    ここでも終盤に結構な秘密が明かされて、話の印象が深まる。

    最後の「小梅が通る」も似たような雰囲気ではあるのだけれど、この話だけは屈折した主人公の設定にちょっとトリッキーな展開で少し味変。
    ここでも唯一の友人だった松代さん・土田さんがいい味で、これも嬉しいサプライズ。
    そして、山本寛太(あえて呼び捨て)の純情さと鈍感力が微笑ましい。

    自分の10代の頃を思い起こすと、こんな甘酸っぱいこととは無縁だったのが、今更ながらちょっと残念。(って、何年前の話だ)

  • それぞれの短編が場面を思い描けるほどの筆力を持って描かれていて面白かった。
    この筆者は覆面作家らしいが、もっと小説を描いてもらいより熟練した作品を読んでみたい。

  • 百瀬:さえない男子が百瀬と偽装恋人に。偽りの恋で胸が痛むのが瑞々しく,野良猫みたいな百瀬がキュート。
    波打際:水難事故,植物状態から目覚め
    キャベツ畑:テープおこしと覆面ライター
    小梅:不細工メイク

  • 読みたいとずっと思っていましたが、高校生たちの恋愛短編集ということで24歳にもなった自分が今さら読んでもなぁ…となんとなく避けていました。

    でも読んでみるとどんどん引き込まれ、気付いたら夢中でページを繰っていました。
    なぜこんなに引き込まれるのかと疑問に思いましたが、最後の解説が素晴らしくその謎を解き明かしてくれています。

    それは、すべてサクセスストーリーではなく、少し甘酸っぱいような切ない話だから。
    いきなり好きな人と付き合って幸せになるような話ではなく、むしろ主人公が傷つき成長していく話なのです。

    コミカルでも叙情的で、登場人物がとても魅力的。
    そんな話だから惹かれてしまったのだと納得しました。

    またちょっと予想のつかない展開があったことも、ミステリ好きの自分としては面白かったです。

  • 冬眠していた私の恋愛願望が目を覚ましてしまった。この世界観、染み込む。胸が締め付けられる。10代のうちに恋愛鍛錬を積んでおかなかったかつての自分に物申したい。
    「声をかけられてダッシュで逃げるのはやめなさい。男の子は熊でも野猿でもないのよ!ほらほら!学園祭のあの子とか!」

    若い時にしか出来ない恋ってあるんだよね、やっぱり。

    「キャベツ畑に彼の声」
    テープ起こしのアルバイト、聞こえてきたのは先生の声?黒いセルフレームの眼鏡、手作り弁当を毎日持参、謎に包まれた先生にますます心惹かれる久里子。BGMは相対性理論の「地獄先生」でいかがでしょうか。

    「なみうちぎわ」
    長い眠りから目覚めたら五年が経っていた。姉は一児の母に、家庭教師先の教え子は高校生になっていた…時の流れに戸惑い、見慣れぬ「男の人」になってしまった小太郎に戸惑い…

    「小梅が通る」
    冴えない外見、地味な性格。同じく、目立たない友人とひっそり教室の空気と化している柚木。しかし彼女には大きな秘密がある。実はその冴えない外見はメイクで作られたものだったのだ…

    「百瀬、こっちを向いて。」
    アンソロジーか何かで既読。

    学校のスターにして、命の恩人。憧れの先輩からあることに協力を求められた僕。それはある少女と親しく装うことだった…ほおずきの花言葉、覚えちゃったよ。

    ああ、こんな恋がしたい!!最近めきめきと存在感を増すHARANIKUにMUNEへの移籍を持ちかけるも、交渉不成立のとある冬の日。

    • まろんさん
      10代なんて、いくら遠い目をしても
      地平線の彼方にうっすら見えるか見えないかになってしまった
      私でもきゅんきゅんする本なので、うら若き乙女の...
      10代なんて、いくら遠い目をしても
      地平線の彼方にうっすら見えるか見えないかになってしまった
      私でもきゅんきゅんする本なので、うら若き乙女のhetarebooksさんの
      恋愛願望が目覚めるのは、まさに自然の摂理!

      ふくらむ想いを畑でむくむく育つキャベツに例えたり
      初恋に時間を飛び越えさせたり、秘密の恋をこんなにみずみずしく描ける中田永一さん。
      こっちの名義の作品ももっと書いて!とついつい思ってしまいます。

      まだ雪が降ったり冷たい風が吹き荒れたりするけれど
      ちょっぴりフライングで冬眠からさめて、素敵な恋をしてくださいね!
      HARANIKUは、寄せてあげてるうちに、MUNENIKUだと錯覚して移籍してくれるかもしれないし(*'-')フフ♪
      2013/01/28
    • hetarebooksさん
      まろんさん

      ありがとうございます!!

      バレンタインも近いことだし・・・自分用チョコばっかり買っていないで男子にもチョコ渡そうかな...
      まろんさん

      ありがとうございます!!

      バレンタインも近いことだし・・・自分用チョコばっかり買っていないで男子にもチョコ渡そうかな。。。♥♡

      HARANIKUに加え、NINOUDEも育ってきましたがこちらにも移籍を提案してみます♪

      みずみずしい♪本当、ぴったりの表現です♥中田永一さん名義なら、夜中に読んでも背筋がゾクゾクじゃなくて、胸がふくふくしてきますし♪
      2013/01/30
  • 偽装カップルから生まれる本物の恋「百瀬、こっちを向いて」、意識不明だった少女の恋「なみうちぎわ」、覆面作家とその正体を知る少女の恋「キャベツ畑に彼の声」、ブスメイクをする美少女の恋「小梅が通る」。4つの恋を描いた作品。

    特に「なみうちぎわ」が良かった。3作目の主人公が2作目の本を読んでいるとわかる描写があってとても良かった。どの作品もハッピーエンドで終わらせず、先を想像させられるような形で終わっていた。私的には結末までみたいと感じてしまった。

  • 甘酸っぱい恋愛小説集。ここに出てくる女の子も男の子もみんな可愛い。そんな一冊。
    軽く読めるかな。

  • 著者の中田永一さんは覆面作家なのです。それが誰なのかは、もう知っている方はたくさんおられるのでしょうが、せっかく違う名で小説を書かれているのだから、この本棚では明かさないでおきましょうか。

    この小説は、「百瀬、こっちを向いて。」「なみうちぎわ」「キャベツ畑に彼の声」「小梅が通る」の4編の(初)恋が描かれています。
    これらのタイトルから、まるで透き通るような瑞々しい旋律が聴こえてくるようです。
    どの物語も教室の片隅で存在を消しているような少年少女たちの恋の行方。彼らはどんなときでも、けっして主人公になれない存在だと自分たちは十分分かっています。
    誰にも気づかれることなく生まれた恋。パウダーシュガーのような、あまくてキラキラした淡い恋は綺麗です。
    たとえ騙し、だまされた先に現れた恋だとしても。
    たとえ試し、ためされた命をかけた恋だとしても。
    たとえ彼の声が耳元をくすぐる秘密をダシにした恋だとしても。
    たとえ自分を偽った先に待っていた恋だとしても。

    他人から見れば、ちょっとずるいんじゃないのとか、そんなの恋じゃなくて同情とか疑似だとか、いろんな言われようがあるかもしれないけれど、まっすぐな汚れのない気持ちだけで成就する恋が、この世に存在するのは限りなく不可能に近いのじゃないのでしょうか。
    混沌とした漆黒の闇に抱かれているから、地上から眺める星はあんなにも輝いているのでしょう。
    恋とはそんなものだと思うのです。

    「百瀬、こっちを向いて。」
    女子なら最初からピンときていた人もいたと思いますよ。
    誰が一番演技がうまかったのか。
    わたしは分かってましたよ(笑)男ってのは騙しているつもりで、けっきょく騙されているのだ(笑)

    一番好きなのは、「キャベツ畑に彼の声」
    声フェチの私には、遠くから眺めることしか出来なかった憧れの人の声が、イヤホンから耳元へ流れ込むのはぐっときます。
    速攻恋におちます‥‥。

  • 真っ白な背景にブルーのタイトルがすうっと浮かぶ表紙のように
    「せつない秘密」という洗礼を受けて動き出す、みずみずしい4つの物語。

    自分を人間レベル2と見積もり、薄暗い電球のように目立たず騒がず
    誰の邪魔にもならないよう生きてきたノボルは、
    崇拝する先輩(推定レベル90!)の恩に報いるために。

    大人を信じられない小学生だった小太郎は、
    信じたい思いが嵩じて犯してしまった過ちの重さを5年間噛みしめながら。

    テープおこしのバイトに励む女子高生久里子は、
    思いもよらない場所で耳に飛び込んできた、気になる先生の声をきっかけに。

    地味で控え目な内面にそぐわぬ美貌のせいで男子に付き纏われ、女子には疎まれて
    「みんなあなたの顔が好きなだけで、あなた自身には誰も興味がないんだから」
    と投げつけられた言葉の呪いにがんじがらめにされた柚木は、
    静かに普通に生きるためのやむにやまれぬ方便として。

    さまざまな経緯で抱えることとなった秘密に翻弄されながら
    少しずつ水面に顔を出し、今まで視界にも入っていなかった空を見上げ始めるような
    少年少女たちが、ひたすらいとおしい。

    家庭教師をする女子高生と、そのナマイキな生徒の小学生という関係を
    事故で5年間眠り続け、時を止めた眠り姫と
    病室で密かに彼女にキスをして一足飛びに時を飛び越え、姫の目覚めを待つ17歳の王子、
    というシチュエーションに変えてしまう中田さんならではの魔法も

    少女の胸の中でふくらむ想いをキャベツ畑でまるまると太っていくキャベツになぞらえて
    言葉にして出荷しなければ、と手紙をしたためさせるセンスも、とても素敵で

    この本を薦めてくださったブクログ仲間さん、本当にありがとう♪
    と感謝せずにはいられない1冊でした。

    • koshoujiさん
      こんにちは。
      まろんさんのレビューを読んで、この本の存在を知り読みたくなったのです。
      とても良い内容でした。
      どこまでも広がるブクログ...
      こんにちは。
      まろんさんのレビューを読んで、この本の存在を知り読みたくなったのです。
      とても良い内容でした。
      どこまでも広がるブクログの輪ですね。
      うれしいかぎりです。
      2012/09/30
    • まろんさん
      koshoujiさん、こんにちは!
      私の拙いレビューをきっかけにこの本を読んでくださったなんて、うれしいです♪
      乙一さんとは知らなかった中田...
      koshoujiさん、こんにちは!
      私の拙いレビューをきっかけにこの本を読んでくださったなんて、うれしいです♪
      乙一さんとは知らなかった中田永一さん、
      追いかけていきたい作家さんです。
      koshoujiさんもおっしゃる通り、ブクログの輪☆のおかげで
      私も今まで知らなかった作家さんと巡り会えて、本当に感謝感謝の毎日です。
      koshoujiさんおすすめの本も楽しみにしていますので
      どんどんレビューを書いてくださいね!
      2012/10/02
    • かりうささん
      まろんさんの感想で、キャベツ畑のタイトルの意味がやっと分かりました。
      素晴らしい感想をありがとうございました!
      まろんさんの感想で、キャベツ畑のタイトルの意味がやっと分かりました。
      素晴らしい感想をありがとうございました!
      2021/01/08
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著者プロフィール

1978年福岡県生まれ、2008年『百瀬、こっちを向いて。』でデビュー。他の著書に『吉祥寺の朝日奈くん』『くちびるに歌を』『私は存在が空気』。別名義での作品も多数。

「2017年 『僕は小説が書けない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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