涙絵馬 〔深川鞘番所〕 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396336332

感想・レビュー・書評

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  • 今回は殺された相手に非が存在したのもあり
    あまり感情移入はできなかったかな。
    藤右衛門が気に入らないということは
    つまり…なので。

    ただし、物語の裏にある
    残された材木問屋の妻の秘密は
    やはり切ないものがあります。
    どうしたって弱き女性は
    本当に恋する人の元へは行けなかったのですよ。

    今回は悪人のほうにいわゆるうかつに手を出すと
    危険な輩が絡んできます。
    だけれどもかつて絡んできた身なので
    錬蔵はとてつもない手段で
    連中を追っ払うことに成功します。

    でも、やっぱりかなわぬものの場面は
    儚いのぉ。

  • 秘密の絵馬を守る戦い
    秘密はばれないように気を付けてね

  • 面白かったけど、最後の結末が切なすぎる(泪)。あと、言葉難しくて(卒塔婆、襞々、甍など)ちょっと物語に入るのに時間がかかりました。慣れれば読みやすいのかもしれませんが・・。シリーズもののようなので、他のも読んでみたいです。

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著者プロフィール

1946年佐賀県生まれ。雑誌編集者を経てフリーライターに。ノンフィクション、コミック原作、実録小説を手がけ、映画化、テレビ化作品も多数。2002年「裏火盗罪科帖」シリーズで時代小説作家デビュー。著書に「投込寺闇供養」「深川鞘番所」「朱引き黒引き双つ江戸」「千住宿情け橋」「留守居役日々暦」「渡り辻番人情帖」「新・深川鞘番所」「俠盗組鬼退治」「草同心江戸鏡」シリーズなどがある。

「2022年 『北町奉行所前腰掛け茶屋 迷い恋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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