- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396336455
作品紹介・あらすじ
お家騒動で揺れる出石藩の姫君が江戸市中で命を狙われた。武蔵国等々力村に身を潜めた姫の護衛に選ばれたのが、算盤侍の唐木市兵衛。美貌の上に天衣無縫な姫君、初めての市井の暮らしに目を輝かせるが、農民の困窮に心を痛める。そして無謀な行動に出たことから敵方に知られることに。月光の下、殺到する刺客に"風の剣"を振るい立ち向かう市兵衛と姫の運命は。
感想・レビュー・書評
-
安定の面白さ。
今回もハラハラドキドキなんであります。
善悪の構図は大体同じだが、よくネタが続くものと感心する。
今回のキモは剣豪との対決(という割にページ数は少なかったが)。市兵衛は勝てるのか....って勝つけど。
このあたりの描写はあっさりしすぎてて、ちと物足りなし。
同シリーズを2巻続けて読むと、新鮮味が薄れるので
関係ないの3冊に1冊ペースで読むことをオススメする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こんな逃亡劇を体験したら、安寿姫でなくとも、男女問わず、市兵衛に惚れてしまうでしょう。はらはらしながらも、読み終えての爽快さはたまりません。
-
文武両道
-
今度はお姫様の警護役ですか。風に吹かれてもふーらふら。
-
今回はお姫様を守るという展開。
わたし的には弥陀ノ介にもっと出てきてもらいたかった。まだかな、まだかな?って期待しつつ最後まで読んでしまった^^ -
算盤侍ますますおもしろくなっています。
-
龍玄が出て来たのには、びっくりした。こんなのありか?ずるくない?最後の立ち会いの場面は、さすがと思った。
-
出石藩仙石家の内紛の話
命を狙われた藩主姫君の用心棒として雇われる
最後の大立ち回りで市兵衛は何人斬ったのか気になる。数を書いてくれた方がわかりやすいかな。