近鉄特急伊勢志摩ライナーの罠 (祥伝社文庫)

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  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396337315

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  • ○謎の失踪から仏絵を巡る攻防へ
    月刊誌「マイライフ」が取材する予定だった鈴木夫妻が、約束の時間に電車に現れない。現れないかと思ったら、鈴木夫妻の名を騙る若い夫婦が鈴木夫妻の行動をしている。不思議に思っているうちに、その若い夫婦の奥さんの方が殺されてしまった。
    これは何かあるなと思った十津川が鈴木夫妻の家へ足を運ぶと、馬鹿でかい段ボール箱に厳重に包まれた「円空」の仏像が。

    周辺の聞き込みをしていると、十津川は鈴木夫妻が誰にも何も言わずあちこちに旅行していることが分かった。そしてその旅行先の一つ、高山で見つけたのは、「円空」の像であった。どうやら、円空の像もそうなのだが、むしろ絵を探しているらしいということがわかったのだ。

    すると、鈴木夫妻の奥さん・京子が発見される。そのあと脅迫電話がかかってくる。犯人はなぜあえて解放したのか?

    すばらしい円空の仏絵を巡って、二つのグループが争う。一方はコレクション、一方は義憤。そのためだけに殺人を起こしてしまう、ということも人間の性なのだろうか。

  • 歴史系十津川警部。
    このシリーズを読み続けていると
    刑事って想像力がないと務まらないなぁと思ってしまう。

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著者プロフィール

1930年東京生まれ。65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞。81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞。2004年には第8回日本ミステリー文学大賞を受賞。トラベル・ミステリーで活躍。

「2018年 『房総の列車が停まった日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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