- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396337414
作品紹介・あらすじ
姉の遺体を捜してほしい-。福島の私立探偵・神山健介は東京から来たモデル・中嶋佳子から奇妙な依頼を受けた。二年前、ストーカーが双子の姉を拉致。だが犯人は自殺し、姉はそのまま行方不明になっていた。手掛かりは「土の中から姉の声が聞こえる」という佳子の曖昧な話だけなのだが…。やがて死んだ犯人の過去を追ううちに、戦前の満州から続く名家の闇が浮上する。『TENGU』『GEQ』の著者が贈る極上のハードボイルド・ミステリー。
感想・レビュー・書評
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ハードボイルドを柔らかくした感じ?
ムチャ振りもほどほどで描かれてないけどちゃんとシートベルトしてるんだろうなぁと本書に関係ない事を考える。
ハラハラした感じもなく、1日で読めてしまう内容で何も考えたくない、現実逃避したい今だから読めると思う。
4冊で終わりなので後1巻も購入しよう。 -
2年前に行方不明になった双子の姉を探す妹
双子ならではの不思議な絆!?
私立探偵・神山健介シリーズ
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私立探偵神山健介シリーズ第二弾。
福島の山間部を舞台にした、このシリーズ。
冒頭から重く読者を引き込む。
男泣き。死姦。
明治期からの満州時代に遡り、名家の一族の因果が。
今回の依頼主の一卵性双生児の片割れ。
双子ゆえの...
ただのハードボイルドじゃないな。
柴田哲孝氏らしい。
最後の結末が衝撃的過ぎる。読み応え充分でした。
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ハードボイルド好きです。
渋く淡々と進み、主人公も割と普通の人というものと、
おいおいこんなんありかよ!、
というタイプがありますが、
これはええっつ!そこまでいくか?、という感じですね。
これもいいじゃない。 -
2015/09/09
移動中 -
時代を超えたという表言が良いのかな。組み立てとしては面白かったし結末も意外な部分もあって良かった。
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神山シリーズ第二弾。
頭が切れて,喧嘩が強く,車の運転が上手くて,こだわりの服を着て,旨い酒を飲み,いい女を抱く,男のロマンのようなハードボイルド路線(一応21世紀の話らしい)
強引なオチだが,展開は楽しめた。
そして今回もヒロインが淫らな聖女・・・。
「人間には猫にできないこともできるわ,ニャオ」・・・。 -
途中までは面白かったのに、後半で息切れした感じ。
モノ、しかもブランドにもこだわるくどい表現は、バブルを経験した世代ならではの共感があるな。今の若い子には通じないだろうけど。 -
120601
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前作を凌ぐ面白さ。推理小説でもあり、ハードボイルドてもあるが、それたけではない。謎が深い。
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探偵神山シリーズと言うことで期待してよんだのだが。。。
柴田哲孝の中でも今作は自分に合わなかったかな。
何より結末が納得いかない。そんなわけないじゃん。と、一気に冷めてしまった。。。 -
私立探偵神山の活躍が気持ちをすっきりさせてくれる。
このシリーズをもう少し読みたくなった。 -
9月-5。3.5点。
東北探偵神山シリーズ。
双子の姉が行方不明になった、モデルが依頼人。
ストーカー被害から、殺害された模様。犯人も行方不明。
曾祖父時代からの、因縁の一族模様が背後に。
あっという間に読める。ハードボイルド。
ラストはすっごい偶然の重なり。まあまあ。
シリーズ次作に期待。 -
クライマックスは、
日本のハードボイルド史上に残る
「意外な展開」では...(^ ^; -
発想?想像力は凄いがついにここまで来ちゃったか。
UMA系の方が好みだが、ドロドロしいのよりマシか。