少女漫画家が猫を飼う理由 警視庁幽霊係 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396337643

感想・レビュー・書評

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  • 読み始めてから気が付いた、シリーズものの3作目だったんだ。キャラクターの紹介等が結構丁寧に書かれてあったからかこれから読んでも違和感がなかった。
    推理小説としてはかなり薄味な作品だと思います。

  • タイトルの長編かと思ったら、タイトル含む短編が4つ。
    「お盆注意報」と「隣のオードリー」がおもしろかったです。墓場の幽霊にも隣保班があるなんて(笑)捜査のためとはいえ、清水さん、よくぞ幽霊とデートを。しかもはた目には柏木さんと男二人のデートにしか見えてないという(笑)で、幽霊は満足しちゃって成仏しちゃうから、結局目撃情報は得られずというオチ(笑)ご愁傷さま。

  • 読み始めてから気が付きました、シリーズものの3作目なんですね。これだけ読んでも成立は楽しめます。。幽霊が見える刑事、柏木はオカルト関係の専門部署勤務。殺人事件の被害者の幽霊から話を聞くことができれば、確かに捜査にはすごく有益幽霊が見えるだけじゃなく、なかなか優秀な刑事さんですよね。でもこれと言って魅かれないから続編はどうしようかな。

  • 無難に面白かった。
    深く感情移入する登場人物がいないのが残念。

  • シリーズ物なんですね。
    だけどキャラクターの紹介等が結構丁寧に書かれてあったからかこれから読んでも違和感がなかった。
    (1番初めの短編のピンク頭のエミリーだけ「?」って感じだったけれど。前2冊に登場してるキャラなんでしょうかね?その1篇以外は私的に面白かった。)幽霊にも近所付き合い、隣組みたいなのがあるという設定、亡くなった祖父のキャラが良かった。
    タイトルにもなってる短編は妹は言っちゃいけないセリフを言ったよね。「別にやりたいこととか決まってるわけじゃないんでしょう?」とか。
    親しき人にも礼儀あり。
    甘えすぎた妹、真面目過ぎて気持ちを追い込んだ姉。
    姉妹の関係は複雑だな。と思った。
    清水さんとオードリー(仮称)とのデートはちょっと笑ってしまった。
    主要なキャラクターでは清水さんと三谷さんが好きだった。

  •  少女漫画家って怖い!と思います。
     しかし、どんどん主人公が不幸になっていくが、三谷さんの出番も増えているので嬉しいです。

  • 「あたしを恨んでいた人はいっぱいいます」殺された人気少女漫画家・悠城エリカは訴えた。幽霊と話せる能力を持つ柏木雅彦警部補は被害者に事情聴取。アシスタント、担当編集者、大御所漫画家、熱烈なファン…容疑者の心当たりが多すぎる。しかし、彼らに話を聞くと、まるで違う答えが!生きている人間にも死者にも振り回される柏木は真実に辿り着けるのか?

  • 今回は中短編集。
    割りと今回は柏木さんが警察官をしているシーンが印象に残る感じ。
    でもやっぱり幽霊絡みで不幸な目にあったりすることも多くてハラハラしながら見守りました(笑)。
    表題作の中編が一番好きかも。
    犯人は当てられたけど、動機はさすがに無理でした。人間関係って難しい。

  • あー、なんでだろう、この話知ってるーと思いながら
    読み進めたところ、昔、新書判で出てたやつらしい。
    最後の一話だけ、書き下ろしらしい。

    気がつけば、知らない間に、シリーズ数冊読んでいた事に
    今回気がついた。(お古で廻ってきた本の中にあったらしい)

    この警視庁幽霊係シリーズは、テンポよく読めて
    結構好きです。

  • 大がかりなトリックなどは一切登場しません。
    推理小説としてはかなり薄味な作品だと思います。
    なのでキャラクターを楽しむものではあると思うのですが、
    こちらめちょっと薄いです。
    幽霊女子高生と刑事というなかなかおいしそうな題材なのに
    この巻だけなのかもしれないですが、
    あまりからみがないのでちよっと残念。

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著者プロフィール

らいとすたっふ小説塾をへて、2005年に『警視庁幽霊係』でデビュー。テレビドラマ化もされた『よろず占い処 陰陽屋へようこそ』や、『タマの猫又相談所 花の道は嵐の道』など、数多くの人気シリーズを刊行している。

「2017年 『僕と死神の赤い罪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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