恩讐 女刑事・工藤冴子 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396337667

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  • タフでブレない女刑事、工藤冴子。

    署内でも問題児の工藤とコンビを組まされた、新人刑事の三浦。

    その捜査を横で見ているうちに、工藤のデカとしての優秀さ、時折見せるやさしさに気付いていく。

    管内で、心臓を一突きにされ、局部を切り取られた男性の死体が見つかった。

    さらに、もう一人、同じような殺人事件が起こる。

    二人の被害者は、昔、強姦殺人を犯し、刑期を終えて社会に出てきた男たちだった。

    工藤は、乱暴な言葉遣いで、上司にも食って掛かる根性の持ち主。
    相棒の三浦に「馬鹿か、お前は」というセリフ。

    このセリフは吐く女刑事をもう一人知っている…。

  • 読み始めてからサクサクと、3時間くらいで読了。

    破天荒な女刑事・工藤冴子と、
    異動してきたばかりの三浦信吾。

    このコンビの活躍を、まだまだ読みたい。

    シリーズ化希望!

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著者プロフィール

1958年北海道生まれ。大学中退後、アメリカやアジア各国を放浪。帰国後、脚本家としてデビュー。以降、テレビドラマの脚本、劇画原作、小説などジャンルを問わず活躍。2007年自伝的小説『ひまわりのかっちゃん』で脚光を浴びる。2010年『刑事の十字架』で本格警察小説の新境地を拓く。近刊に『消えた女 北海道警鷹狩り刑事(デカ)』がある。

「2020年 『文庫 異邦の仔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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