吉祥寺の朝日奈くん (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 2543
感想 : 226
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396338022

感想・レビュー・書評

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  • めっちゃ好き、、、多分6年くらい前に読んだけど未だに交換日記とお腹の音の話思い出す。懐かしくて電車で読み返したら声出して笑ってしまった

  • どのお話もそれぞれに温かくて面白かった。お気に入りは、「三角形はこわさないでおく」と「吉祥寺の朝比奈くん」。推理小説家が織り成す展開が、ぼんやりとした日常の描写にスパイスを効かせていて、胸の奥からこみ上げるあつさがあった。

  • アンソロジーで「百瀬、こっちを向いて」を読んで以来、
    著者のこの作品を読みたくて購入。様々な恋愛模様を描いたオムニバス作品。読み手に期待させる伏線があったり、魅力的なキャラクターが出てきたりと一気に読めた。そんな中やはりタイトルの「吉祥寺の朝日奈くん」は素晴らしい。

  • 中田永一さんの文章は、どこか暖かくて優しい印象で読むとほっとします。
    その一方で、ストーリーは一筋縄ではいかない意外性があって、テンポ良く読んでしまいます。
    穏やかな気持ちになる本です。
    私は、特に「三角形」と「ラクガキ」がすきです。

  • どの話も読み終わった後に残るなんともいえないモヤモヤ感が不思議と心地よい一冊でした。

  • おもしろかった~~~~

    この作家さんは知らなかったけど読んでみた!
    短編どれもおもしろかった

    交換日記の話は持ち手がどんどん変わって、どう落ち着くのかな~と面白かった

    三角関係の話がきゅんきゅんした
    ああいうしゃべり方すきなんだよな~~
    下の名前で呼ぶのもすき

    表題の話もおもしろかった

    中田さんのほかのも読みたいな

  • 「三角形はこわさないでおく」:こんな高校時代だったら・・・な〜んて思わず考えを巡らす。とまどい、思いやり、友情、淡い恋心・・複雑に交差しながら、青春の1ページを切り取っているのが良かった。

    表題作は、特にムチャぶり?というか、びっくり。
    どの話も予想外のオチがあって、楽しめた。

  • ハードカバー持ってるのに単行本も発売日に購入
    大好き過ぎるー

  • 本屋で数ページめくっただけで購入を決めた本

    数個の短編が入っているのですが、どれもそう簡単に忘れられない恋愛の物語となっています。

    後からどんでん返しをしてくるものもあれば、凄まじくノスタルジーな描写に涙腺を刺激されたり、ギャグで笑かされたり、でも自然と気持ちが疲れることもなく最後にはなんとなく穏やかな気持ちで読み終えられる不思議な本でした。

    後美形設定が多いので楽しいです笑

    読書友達におすすめしたい一冊。

  • 乙一さんの別名で書いてる小説。
    短編集でどれも読みやすく面白い。
    最後の逆転のストーリーがなおいい。
    4.5点
    人にオススメできる小説。

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著者プロフィール

1978年福岡県生まれ、2008年『百瀬、こっちを向いて。』でデビュー。他の著書に『吉祥寺の朝日奈くん』『くちびるに歌を』『私は存在が空気』。別名義での作品も多数。

「2017年 『僕は小説が書けない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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