一番手柄 取次屋栄三(10) (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 37
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396338435

感想・レビュー・書評

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  • 取次屋栄三の10作目にして初めての長編。いきなり時代が戻っていて面食らったが、取次屋誕生秘話という試みは興味をそそる。栄三と父親正兵衛との関係も奥の深い会話が多く、親のありがたさをしみじみと感じる。

  • 第十弾
    多分シリーズ初の一巻一話形式
    取次屋誕生秘話
    栄三と父との交流と人との係わりの面白さ
    火盗改めの与力の死の謎に迫る

  • 秋月栄三郎は侍の世界に失望し人生に迷っていた。そこへ大坂に暮らす父が現れ、老親分の源蔵の世話を命じる。火盗改の与力殺しが絡む取次屋誕生となる長編。テーマは親子で父子の会話がキーとなり読みどころでもある。これがなかなか良い雰囲気で良い。レギュラーキャラとの出会いも楽しい。与力殺しの顛末はある程度先読みできるが、ここまで来るのに法螺話が長かったり寄り道が多すぎる語り口のため焦点が惚けて唐突感もあり今ひとつピリッとしない結末だった。ラストは法螺話の使い方も良く味わいのあるものになっている。

  • L 取次屋栄三10

    初の長編?今までのシリーズとちがい、褒めちぎりも少なくなって鼻につくことがなくなったよ。
    でも、ここまでかな。
    法螺話、必要だった?

  • 201306/法螺話部分はちょっと飽きたけど、今回も良作。読みやすい時代物なのでこのシリーズはおすすめしやすい。

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著者プロフィール

1961年、大阪市出身。立命館大学卒業。松竹株式会社入社後、新作歌舞伎脚本懸賞に入選。1986年、南座「新必殺仕事人 女因幡小僧」で脚本家デビュー。その後フリーとなり、「水戸黄門」などの時代劇脚本を執筆。現在も舞台作品の脚本、演出を数多く手がけている。2010年、『取次屋栄三』で小説家デビュー。著書に「新・剣客太平記」「居酒屋お夏」シリーズ、『花のこみち‐戦国絵巻純情派』などがある。

「2018年 『恋道行〈二〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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