生死を分ける転車台 (祥伝社文庫 に 1-41)

著者 :
  • 祥伝社
2.20
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本棚登録 : 22
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396338695

感想・レビュー・書評

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  • コンビニ店員のくだりに既視感..... 転車台は記憶が無くて。フィギュアはさらにw

  • 多摩川の土手で男性の刺殺体が発見された。その男の横には鉄道模型のジオラマが無残な姿であった。殺した男は何を思ったのか…そして目的は…
    最後まで手が離せない作品です。

  • 〇謎の殺人は、鉄道模型のジオラマがカギを握る
    ジオラマワールドという雑誌で行なう鉄道模型コンテストで、優勝した小島英輔という男が殺された、という連絡が入った。殺されることがわかる前に、ジオラマワールド社の望月は英輔の家に行き作成途中の鉄道模型を見つけていたものの、翌日警察と共に英輔の家に入ったときには無くなってしまっていた・・・。
    そして英輔の殺害現場では望月が英輔の家で見た転車台やSLが燃やされていた。いったい何が原因で殺されたのか?

    十津川は、英輔の出身地であることと、鉄道写真家の持ってきた風景写真から、転車台があり雰囲気が近い静岡県の天竜浜名湖鉄道ではないかと推測。調べてみると、転車台が実際にある天竜二俣駅の近くで、英輔に近しかった女性が亡くなっていたのだが・・・

    十津川と亀井が地道な捜査で推測を現実に近づけていく。
    熱狂的なファンというか、趣味を追い求める世界の人間がどのような心情にあるのか、的確に描いているような感じさえする。最後追い詰めるときは泣き落としに近く、テレビドラマ向き?かも。

  • 一つの殺人が繋がってゆく。
    いろんな人がいるなと思った。
    何回も同じことを繰り返し聞くし、さっきの文章がまた出るし、ちょっと途中でイライラしました。
    最後の方で自殺した人は、どうなるのかなと思う。普通に遺族に帰されるのかな。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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