純愛モラトリアム (祥伝社文庫)

著者 : 椰月美智子
  • 祥伝社 (2014年9月1日発売)
3.64
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  • レビュー :8
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396340605

作品紹介

「こ、こ、これ一応誘拐だから」中学生の美希は部活帰りに突然車に連れ込まれた。犯人は西小原さん。若くして美希を生んだ母の恋人だ。痴話げんかの腹いせらしい。呆れた美希はいつも自由奔放な母を心配させるため、動揺する西小原さんをドライブへ誘い出し…(「西小原さんの誘拐計画」より)。好きなのにうまく言えない!?不器用な恋愛初心者たちを描く八つの心温まる物語。

純愛モラトリアム (祥伝社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 爽やかな気持ちで読み終えた。
    8つの物語が、主人公が代わっていきながら、繋がっていてスラスラ読めた。
    1Fヒナドルからアマリリス洋子、そして菊ちゃんの涙までの繋がりながら流れていくところが特にお気に入りです。
    中高校生時代の告白や、恋愛妄想してた頃、つまらない大人になりたくなかった頃、憧れの夢を抱いてた頃を思い出せた。
    そういう本でした。

    最後、意地悪だった菊枝の人生にも未来を与えている椰月美智子は、とても優しい。

  • 不器用な人たちの恋愛オムニバス短編集。
    んーー、やっぱり恋愛ものって読めない人だなあ私、と思うのだった。

  • どの話も可愛らしく良かった

  • 妄想ソラニンは割と良かったけど、やさしい太陽にうっかり泣いちゃったしスーパーマリオにはゾクッとしたけど、求めてた感じとは違ったなー。

  • 「好き」をうまく表現できない恋愛下手な男女が織りなす、ちょっとせつない連作短篇集。
    脇役の人物が次の作品では主役になるという繋がりが巧みで、登場人物全員に感情移入してしまう。
    特に、後半の「妄想ソラニン」、「1Fヒナドル」、「アマリリス洋子」、「菊ちゃんの涙」の連携は見事の一言。圧巻です。

  • イタイ人たちの不器用な愛の形の物語。愛の対象は、人だったり、仕事だったり。イタくてもどこか嫌いになれない人たち。それは不器用さが純粋だからなのかもしれない。太陽や万里男、菊枝あたりは、近寄りたくない人もいるけれど...。
    短編集だけれど、連作短編集のものもあって、こうつながってくるのかなとその辺りも読んでいて楽しかった。
    春日井一家の話は好みだったかな。

  • 140923

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