木暮荘物語 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
3.61
  • (177)
  • (477)
  • (457)
  • (76)
  • (12)
本棚登録 : 3595
レビュー : 407
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396340698

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • よかった。
    三浦しをん、さすがだなぁ。

    1話目の、三角関係勃発とはいえ
    ほのぼのした雰囲気からは予想もできない
    力強い生と性のものがたりが連なってました。
    しかもけっこう現実離れした展開で。

    セックスにまつわるあれこれを
    登場人物たちはものすごく真剣に考える。
    その様子を微笑ましく、真面目に、
    軽やかかつユーモラスに、
    絶妙なさじ加減で描いていく。
    求められたい、誰かに必要とされたい、
    そんな気持ちに共感したから
    こんなによくわからないけど感動めいた
    読後感になるんだろうなぁ。

  • 個人的にけっこう好きな感じだった。
    短いしまた読み返してもいいな~なんて積ん読本がそれを許さないパターン、、笑

  • セックスの話し。
    で、人の話し。
    ホッとしたのは、はるかの話しがバッドエンドで終わらなかったこと。
    嗚呼、良かったよかった。

  • 生と性。なかなか愛おしく描いていますね。
    ま、あまり共感できるような登場人物はいなかったのですが、ある意味剥きだし過ぎて、共感できないのかな。
    ちょっと、もう少しオブラートに包んでいただければ…。
    個人的には、やくざとの話は良かったな。

  • ・8/10 読了.久し振りに恋愛もの小説を読んだ気がする.ありそうでなさそうな話が多かった.まあ小説だものね、現実的ではないよね.登場人物はみんな一風変わった人たちだし.この作家は初めて読んだけど、こういう感じなのね.

  • しをんさんのは、やっぱり面白い

  • 軽いタッチの連作なのだが、結構な満足感。短いながら、人物が立体的に描かれているからでは。いわゆるレールに乗っている人ではなく、それぞれのペースでそれぞれの人生を生きている人々の小さな物語たち。面白かった。筆者の他の作品も読みたい。

  • お互いに無関心でいて、壁の薄さとボロさで隣人の様子がわかってしまう暖かさ。微妙に「普通」からはずれているけど、孤独で暖かい人ばかりの連作短編集。

    ほのぼの系の話のはずなのに、必ずセックスの話題がさらっと出てくるので、別に一話二話ならいいけど全部に出てくるのが突然見せつけられるようでどきまぎしました。全部ほっこり系だけども。

  • おんぼろアパートを舞台にした連作短編集だけど、やっぱり18禁かな。

    性がらみのお話で、中には通報レベルの人も・・・。

    だけど、この年になると、性と生は密接にくっついてることを突きつけられます。花束でいうと、大きく豪華に見えるようにと思うのが男性なら、どんな色合いでどんな種類の花を使って、どんなイメージにするのかと思うのが女性というふうに、なにかとすれ違っていたりします。肉なしの魂はあり得ないのだろうけど、みんなどっかさみしいのでしょう。その滑稽さや、悲しさが、底流にずっと流れています。

    こういう作品、私は結構好きです。

  • おんぼろアパートを舞台にした短編集。
    アパートの住民や関係者がそれぞれ主人公の恋愛物語なのですが、そこは三浦氏なので王道のラブストーリーではなく多彩な変化球を織り交ぜており、非常に面白い作品でした。

全407件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

三浦 しをん(みうら しをん)。
1976年、東京生まれの小説家。出版社の就職活動中、早川書房入社試験の作文を読んだ担当面接者の編集者・村上達朗が執筆の才を見出し、それが執筆活動のきっかけになった。小説家の専業になるまで、外資系出版社の事務、町田駅前の古書店高原書店でアルバイトを経験。
2006年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞受賞。2012年『舟を編む』が本屋大賞に選ばれ、翌年映画化された。2015年『あの家に暮らす四人の女』が織田作之助賞受賞。また、『風が強く吹いている』が第一回ブクログ大賞の文庫部門大賞を、2018年『ののはな通信』が第8回新井賞を受賞している。
Cobalt短編小説賞、太宰治賞、手塚治虫文化賞、R-18文学賞の選考委員を務める。最新刊に、『愛なき世界』。

木暮荘物語 (祥伝社文庫)のその他の作品

木暮荘物語 単行本 木暮荘物語 三浦しをん
木暮荘物語 (祥伝社文庫) Kindle版 木暮荘物語 (祥伝社文庫) 三浦しをん

三浦しをんの作品

ツイートする