完全殺人 (祥伝社文庫)

著者 : 西村京太郎
  • 祥伝社 (2015年4月9日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396341084

完全殺人 (祥伝社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 短編集なので、1話1話がすっきりとまとまっていて読みやすかった。
    ただ、読点が多用されていて、一度気になり始めるとかなり読みにくさを感じた。
    表題作が王道のミステリ感があって面白かったけれど、結末は読めてしまった。

    奇妙なラブ・レター
    幻の魚
    完全殺人
    殺しのゲーム
    アリバイ引受けます
    私は狙われている
    死者の告発
    焦点距離

  • ◎よく練られた完全犯罪8つの短編集。
    それぞれ思わず唸る物語ばかり。
    「奇妙なラブ・レター」
    早川が歩いていると、見知らぬ女・冴子からラブレターをもらう。後日家が荒らされてしまい、冴子の素性を調べると見知らぬ男のいる場所へ連れて行かれてしまう。早川万事休すだったが・・・

    「幻の魚」
    雑誌の仕事をしている田島は、休暇を利用して幻の魚・イシダイを釣りに式根島へやってきた。旅館に泊まっている有子を探していると風呂に現れキスをした。
    翌日死んだということがわかり巡査が来て、事件に巻き込まれたと知った田島は・・・

    表題作「完全殺人」
    あるところに集められた五人の男女。なぜかそのうちの一人、主人役は他の4人が十五年前にそれぞれが犯した殺人を知っていた!最もすぐれた殺人をしたものに賞金が与えられるという話となり、一人ひとりからそれぞれの経験を話しはじめると・・・

    8つそれぞれがしっかりしていて読み応えのある作品。殺人をどうやったら巧妙に隠せるか、それぞれの殺人者が知恵を絞って考えている。十津川警部はあんまり出てこないしトラベルミステリーでもないのだが、西村京太郎に慣れていない人でも面白く読める一冊。

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